
日本中が熱狂した北京オリンピックが終わり、次の目標に向かって新たなスタートを切る選手たち。ここでは、彼らの出場が予定される国内大会をピックアップ。北京で得た自信や経験を、選手たちがどう活かすのか。また、オリンピックを機にメジャースポーツへと成長した例もあり、選手だけでなく競技自体の面白さ・奥深さを生で味わうのもオススメだ。
| 北京オリンピック日本代表選手の出場予定試合 |
|
●東レ パン・パシフィック・オープンテニストーナメント |
|
●セイコー スーパー陸上2008川崎 |
|
●ヨネックスオープンジャパン2008 バドミントンBWFスーパーシリーズ |
|
●ふくいカップJBVグランドスラム美浜大会 |
|
●女子レスリング世界選手権大会 2008 |
|
●第41回 日本女子ソフトボールリーグ |
|
●プロ野球 |
|
●なでしこリーグ 浦和レッズレディース主催試合 |
※出場選手は変更になる場合があります。予めご了承下さい。
ベテラン杉山愛と、錦織圭、森田あゆみの18歳コンビで五輪に臨んだ日本だが、入賞・メダル獲得には手が届かなかった。そんな中、錦織圭はウィンブルドン4強のシュットラーと対戦した1回戦で、5ゲーム連続奪取をするなど大器の片鱗を見せてくれた。錦織は9/29からの「AIG OPEN 2008」に出場する。日本でプレーする機会は少ないが、「出るからには優勝したい」と意気込み十分。日本テニス界に久々に現れた逸材が、有明の地で躍動してくれるはずだ。

杉山愛

錦織圭

朝原宣治
●
セイコー スーパー陸上2008川崎(神奈川)
男子400mリレーに出場し男子トラック界初の銅メダルを獲得した朝原宣治が、「セイコー スーパー陸上」での現役引退を表明した。出場種目は男子100m。北京でバトンを繋いだ末続慎吾、塚原直貴、高平慎士も出場するとあって、本気モードの走りで花道を飾る。日本短距離界のパイオニアとして貢献してきた男の、ラストランは見逃せない。
□ 9月23日(火・祝) 等々力陸上競技場

小椋久美子、潮田玲子ペア
朝日健太郎、白鳥勝浩ペアが日本人男子として初勝利を挙げるなど、日本ビーチバレーは北京の地で新たな歴史を刻んだ。朝日健太郎は「久しぶりに大きな壁をクリアしたようにも思う。この感覚を日本に持って帰って、更に磨きをかけたい」と、更なる飛躍を誓う。次なる戦いはJBVツアーと、その上位選手が出場するグランドスラムである。

佐伯美香、楠原千秋ペア

(左上から時計回りで)
吉田沙保里、浜口京子、伊調千春、伊調馨
●
女子レスリング世界選手権大会 2008(東京)
今年1月のW杯で国際大会無敗記録がストップした55kg級の吉田沙保里だが、約半年で見事復活。北京五輪で金メダルという最高の結果を残してみせた。「4年後のロンドン五輪はあっという間に来ると思うけど、3連覇を狙いたいです。」と、早くもロンドンへの意気込みを語っている。
72kg級の浜口京子は、2004年のアテネに続いて銅メダルを獲得。試合後には「ロンドンを目指す気になりました。やりたいです。やらせてください。」と現役続行の意志を表明した。今年で30歳を迎えた彼女だが、飽くなき向上心でロンドンを目指す。
吉田沙保里、浜口京子、さらに伊調姉妹も出場予定の女子レスリング世界選手権は、17年ぶりの日本開催となる。北京五輪から50日。レスリング女王を目指す戦いが再び始まる。
□ 10月11日(土)~13日(月・祝) 国立代々木競技場 第一体育館

●
第41回 日本女子ソフトボールリーグ(全国)
球技としては1976年モントリオール大会の女子バレーボール以来の金メダルを掴み取った日本代表チーム。選手たちはおのおのの所属チームに戻り、今度は日本リーグでの優勝をかけて戦う。日本リーグは9/6の第6節から再開され11/9にチャンピオンが決定する。ルネサス高崎に所属するエースの上野、日立ソフトウェアに所属する日本代表主将・山田など選手たちの直接対決を生で見られるチャンスだ。
□ 開催中 全国各会場
⇒詳しい競技日程はこちら(日本ソフトボール協会 公式ホームページ)
| ポジション | 選手名 | 所属先 |
| 投手 | 上野由岐子 | ルネサス高崎(群馬県) |
| 江本奈穂 | 豊田自動織機(愛知県) | |
| 坂井寛子 | 太陽誘電(群馬県) | |
| 染谷美佳 | デンソー(愛知県) | |
| 捕手 | 乾絵美 | ルネサス高崎(群馬県) |
| 峰幸代 | ルネサス高崎(群馬県) | |
| 内野手 | 伊藤幸子 | トヨタ自動車(愛知県) |
| 佐藤理恵 | レオパレス21(東京都) | |
| 西山麗 | 日立ソフトウェア(神奈川県) | |
| 廣瀬芽 | 太陽誘電(群馬県) | |
| 藤本索子 | レオパレス21(東京都) | |
| 三科真澄 | ルネサス高崎(群馬県) | |
| 外野手 | 狩野亜由美 | 豊田自動織機(愛知県) |
| 馬渕智子 | 日立ソフトウェア(神奈川県) | |
| 山田恵里 | 日立ソフトウェア(神奈川県) |
4勝5敗と負け越し、星野ジャパンはメダル獲得を逃した。代表引退を示唆した選手がいる中で、今後のジャパンを担っていくのは20代中盤~後半にかけての選手とみられる。打線では西岡(ロッテ)や青木(ヤクルト)、投手陣では成瀬(ロッテ)や涌井(西武)、そしてダルビッシュ(日本ハム)といったあたりがその候補か。プロ野球はクライマックスシリーズ進出をかけた戦いが佳境に入る。そしてシーズン終了後にはWBC(ワールドベースボール・クラシック)に向け、再び日本代表が始動する。
日本女子サッカー初のベスト4入りを果たした“なでしこジャパン”。ボールを積極的に動かし、果敢な飛び出しを見せるなど男子顔負けのプレーに日本中が沸いた。一方、3戦全敗となった男子はW杯アジア最終予選が始まる。メンバーをほぼ固定している岡田ジャパンだが、FWや左サイドバックなどは五輪世代の突き上げを期待したいポジションである。また、クラブレベルでは9月からACL決勝トーナメントがスタート。12月の「TOYOTA プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2008」で、再び世界を驚かすことができるか。

