チケットのことならチケットぴあチケットぴあ

ANJINイングリッシュサムライ ホリプロ50周年記念演劇制作の集大成

ボタン

家康の城は、英国でも下層階級の出身のアダムスがこれまで目にしたこともないような贅を尽くしたものであった。
日本の美的洗練に言葉を失うアダムス。
おじぎの仕方、礼儀作法などを細かくドメニコから指南され緊張に震えながらアダムスは家康に謁見する。
家康は、自らは一度も海外に出たことがないが、西欧文化に深い関心を寄せ、アダムスの語る天文学・算術などに目を輝かせる。
アジアの辺境から世界を見つめる家康と、世界を渡り歩いて辺境に至ったアダムス・・・
二人の軌跡が交錯する運命の出会いであった。
家康は、豊臣家を滅ぼし、天下をとることを目指している。
天下分け目となる関が原の戦、石田光成率いる西軍と家康率いる東軍の雌雄を決したのは、アダムスが家康にもたらした最新鋭の大砲だった。
勝利の褒美を問われて英国の妻子のもとへ一刻も早く戻りたいと願うアダムス。
しかし彼を手放す気のない家康は、隠密裏にリーフデ号を沈めてしまう。
アダムスは、家康の求めに応じて西洋流の造船技術で船を作る。
スペイン人やポルトガル人がキリスト教への改宗を迫るのにうんざりしていた家康は、腹蔵のないアダムスを寵愛する。
帰国を画策したアダムスは家康の逆鱗に触れるが、ほどなくして家康は三浦の地を領地としてアダムスに与え、旗本として召抱える。
そして“船乗り”を意味する“按針”との日本名を与え、日本人の娘お雪と娶わせる。
次第に外国人たちはアダムスを通してしか将軍家康と話をすることができなくなる。
徳川の治世を安泰にするため、大阪の陣にうって出る家康。
豊臣側は秀吉の息子ながら戦の経験のない秀頼を 大将に頂き、淀君の暴走に振り回されて、壊滅する。
家康は、息子秀忠に将軍職を譲る。
そんな折、アダムスの祖国イギリスからの商船が日本に着く。
待ちに待った祖国の人との再会は、しかしアダムスに失望しかもたらさなかった。
帯刀し、日本人以上に日本的な精神をもつアダムスに英国人は驚きを隠さず、
アダムスは英国人の帝国主義的世界観に大きな幻滅を覚えるのだった。
秀忠は、反キリシタン政策を強く推し進める。ドメニコの影響で、お雪を含む按針の家来と家族たちはカソリックになっていた。
窮地に陥るドメニコ。家康にも死期が迫る。時代の一つの大きな扉が音をたててしまっていく・・・。

前のページに戻る

チケットのご詳細・ご購入はこちら


ページトップへ