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チケットぴあインタビュー

ジョセフ・チェン

ジョセフ・チェン

(2012/7/5)
華流ブームのトップを走る台湾の若手スター、ジョセフ・チェンが、主演ドラマ『国民英雄-X』のDVD発売記念スペシャルイベントのため来日。同作は台湾では珍しい本格的社会派サスペンスで、国民的人気ニュースキャスターから一転、殺人容疑者として追われるはめになる主人公アン・ザイヨンを熱演したジョセフ。アイドルドラマのキラキラしたイメージを保ちつつも、大人の俳優への階段を昇り始めた彼の、魅力あふれる素顔に迫る!

――イベントが終了したばかりですが、今の気持ちは? 最後はジョセフさんのお見送りもあってファンは大喜びでした。

日本のファンに久しぶりに会えて嬉しかった。顔なじみのファンもたくさん来てくれたし。お母さんと娘さんで来た親子のファンが印象に残っているよ。あと、今回はドラマの主題歌を歌ったアンソニー・ニーリーと一緒に来たんだけど、アンソニーのファンに「アンソニーを日本に連れて来てくれてありがとう!」と感謝されたよ(笑)。



――イベントのクライマックスでは、ファンに向けて日本語で書いたメッセージを読んでくれましたね。

スクリーンに映っていた日本語の文字も僕が自分で書いたんだよ。中国語で考えた文章を日本語にしてもらったんだ。一生懸命書いてもあれが精一杯だったけど、ファンのみんなが喜んでくれたら嬉しいな。



――『国民英雄-X』は、ジョセフさんがアイドルから大人の俳優へのイメージチェンジに成功した作品、と言われていますね。

作品そのものが、これまでの台湾ドラマでは珍しい題材だったので、チャレンジできてよかった。でも、イメージチェンジという点では、自分では特にそうは思っていないよ。俳優の志として、つねに成長していきたいとは思うけれど、特にそれを狙ったわけではないんだ。



――ニュースキャスター役を演じるにあたって、お手本にした方はいましたか?

監督やスタッフと話し合って、リー・タウさんという有名なベテランのキャスターさんがザイヨンのイメージに近い、ということになり、参考にさせてもらいました。ポーズも研究したんだよ。ザイヨンはまだ若いけど、台湾で№1のキャスターという設定だから、その迫力や威厳も出さないといけない。そのために(こんなふうに、と実演しつつ)少し前かがみになってカメラに挑むようなポーズをとって迫力を出したんだ。



――チャームポイントの八重歯もあまり見られませんでしたね。

(ニッと笑って見せながら)特に封印したわけじゃないけど、あまり笑顔を見せる役じゃなかったからね(笑)。眉毛が太かった? たしかに(笑)。でもあれは役作りじゃなくて、単にあのときのメイクさんが、濃い眉毛が好きだったから。あ、でも、僕のいないところで「ザイヨンの眉毛は太めで」という話し合いがあったのかもしれないね(笑)。



――もしも今、アン・ザイヨンが何か取材をするとしたらどんなテーマでしょう?

やっぱりザイヨンくらいのクラスになると、大きな山を追うと思う。たとえば政治家と官僚の癒着とか、巨大な悪を暴くんじゃないかな。もし、僕だったら環境保護問題を取り上げたい。今の世の中、人間関係がどんどん冷たくなっているけど、中には温かい心をもった人もいるんだ。目立たないところでいいことをしている人にスポットを当てて取材したいな。



――以前からボランティア活動にも熱心なジョセフさんらしいですね。

メディアの使命として、人々の目が向かないところに目が届くようにする、ということも大切な役割だと思うんだ。これからもボランティア活動、ガンバリます!



――『国民英雄-X』にはパパラッチが出てきますが、台湾のパパラッチは笑ってしまうほど過激と聞いています。ジョセフさんのパパラッチ経験は?

思い出すのは……突然目の前に現れて、ババババッとフラッシュをたいて、すぐに逃げて行ったパパラッチ。いったい何がしたかったんだろ(笑)。僕はもともとそんなに外を出歩くタイプではないので、そんなに狙われることもないです。



――婚約者を演じたミシェル・チェンさんとは、最新作の時代劇映画『花漾』で共演しましたね。

ミシェルは『国民英雄-X』には3話までしか出てないので、現場で会うことも少なかった。でも共演者はみんな仲良しで、ドラマが終わってからも一緒にカラオケに行ったりごはんを食べに行ったりしてたから、連絡は取り合っていたんだよ。けれど、ミシェルとまさか映画でまた再会できるとは思っていなかった。お互いに縁を感じたよ。



――カンヌ国際映画祭でのプロモーションにも、おふたりで参加したんですよね。

うん。初めての経験だから本当に嬉しかった。カンヌはなんといっても映画人の憧れの場所だからね。カンヌは普段は静かで小さな港町なのに、映画祭の時期だけ人が溢れかえるんだ。南仏らしい建物がとても綺麗で、忘れられない思い出になった。さっきのイベントで読んだファンへの手紙も、カンヌで書いたんだよ。国際スターみたいでカッコいい? そうかな(照)。



――そのミシェルさんも共同出資したというイタリアンレストラン「DESTINO」は繁盛してますか?

はい、おかげさまで(笑)。日本のみなさんのために日本語のメニューもあるし、ジョセフ・メニュー、ミシェル・メニューも用意していますから、ぜひ来てください。台北にいるときは僕もできるだけ店に行くようにしてるので、ラッキーな人は僕に会えるかもしれないよ。サプライズで!



――韓国のイ・ダヘさんと共演した中国ドラマ『愛のレシピ』の撮影は終わりましたか?

撮影は全部終わって、今、上海で吹き替え作業中。中国で8月から放送されるんだ。僕は料理人の役で、このドラマのために髪をこんなに短くしたんだよ。もともと短い髪が好きだからこの髪型は気に入ってるんだ。ダヘさんは驚いたことにすごく中国語が堪能だった。中国語がわからないマネジャーさんのために、通訳も買ってでるくらいなんだよ。活発で人見知りしない性格の女優さんだから、僕も撮影現場でとても楽しく過ごせたよ。



――俳優活動、歌手活動、プライベートの今後の予定を教えてください。

これまでやったことのない役にチャレンジしてみたい。面白い作品や感動作、いろいろやってみたいんだ。歌手活動は、これからも縁があればまたやりたいな。何ごともタイミングだよね。プライベートは…ヒ・ミ・ツ。あはは。あんまりお店にいると「ジョセフ、仕事がなくなったの?」って心配されるから、お店もほどほどにしないとね(笑)。



――では最後の質問です。今、何をしているときが一番楽しい?

(即答で)オンラインゲーム! 『暗黒破壊神3』が最高に面白いよ! 仲間同士で対戦するときが一番楽しい。ひとりでもできるし、世界中どこにいてもいつでもゲーム可能だから、忙しく飛び回っている僕にはぴったりの趣味なんだ。レストランの経営もあるし、ゲームもしないといけないし、また7月中旬にドラマ『愛、歓迎します~歓迎愛光臨~』のイベントで日本に来る予定もあるし、僕には時間がいくらあっても足りないよ!



取材・文:望月美寿


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