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チケットぴあインタビュー

LiLi

LiLi

昨年11月にはインディーズでの活動にも関わらず、自身最大規模の会場となる横浜BLITZでのライヴを大成功させた、地元・横浜を拠点に活動を続ける5人組バンド・LiLi。今年5月には4thミニアルバム『Innig』をリリースし、成長の階段を着実にステップ・アップしている彼らが、自身2度目となる横浜BLITZライヴを開催することが決定した。人と人の心を音楽で繋げたいという思いを込めた"Link"をバンド名の由来に持ち、聴き手の隣に寄り添うような優しき音色を奏でるLiLiを突き動かす、彼らの音楽に対する熱い感情をぜひ受け取ってもらいたい。

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――自身2度目となる横浜BLITZワンマンが決定しました。来たるべき舞台に向けての意気込みはいかがですか?


Jiro「僕達は地元の横浜を拠点に活動をしているんですけど、野外のイベントとかを除けば、LiLIとして立ったステージとしては前回の横浜BLITZは一番大きい会場だったんです。なので、今までで一番大きい会場なだけにステージングとかも大きくしなきゃいけないっていう課題をもって臨んで、それに対してお客さんから今までのライブで一番大きいリアクションが返ってきたことが本当に嬉しかったですし、その盛り上がりを次回に繋げてもっと大きくしたい、会場は一緒なんですけどLiLiっていうものをもっと大きく見せなきゃいけないと思ってます。前回も、普段のライヴじゃ見られないものをお客さんに見せたいっていうことで初めてライヴで特効を使ったり、ダンサーを入れてMiyukiが一緒に踊りながら歌うコーナーを作ったり。ただ会場が大きくなっただけじゃなくて、普段見せられないものもお客さんに見せたいし、逆に、僕達のライヴを観たことがある人達も良い意味で裏切るステージにしたいですね」


――LiLiのライヴは、聴かせるコーナーあり盛り上がるコーナーあり、色々な趣向で魅せるスタイルなんですね。


JIRO「そうですね。楽曲的にも、バラードから激しいロック調まで幅広くありますし」 Miyuki「そう。"まずはなんでも試してみよう!"から始まりますね」 Yukko「LiLiの曲は、全員で作ったり個人が持ってきたり色んな作り方があるんですけど、その中でも、誰かひとりが結構まるまる1曲のアレンジをプロデュースして持ってくる曲が多いんですね。で、例えば『Innig』(2012年5月リリースの4thミニアルバム)の曲なんかは、ある曲を作ってきたメンバーは、自分ではここはこう弾いてただろうなっていうものを他のメンバーはこう弾くのかっていう、自分の中にはない新しいアプローチがたくさん入ってたアルバムだったんです」

Emi「そう。今までのLiLiは、もうちょっとテンポがゆったりめな曲が多かったりもしたんですけど、例えば"beautiful world"みたいな疾走感のあるエイトビートでガッツリ聴かせる曲っていうのは自分の中では苦手意識のあるビートでもあったので、それに対しては挑戦する気持ちで臨んだり。"Driving Magic"とかも、ベースと低音を合わせて、でもドラムは細かいワザも入れてみたいな(笑)。普通にエイトビートを刻んで曲を支えるバラードみたいなものだけじゃなくて、自分もエフェクト的なビートを入れてみたりっていう、ちょっと新しい楽器の使い方をしてみた作品だったんです」


――その「Driving Magic」は、もちろん良い意味なんですけど、ちょっと変な面白い音色を使っていますよね(笑)。他の曲でも、デジタルサウンドも使ってすごく彩り豊かな楽曲になっているのが印象的でした。


Hajime「好きなんですよね、僕は特にそういうテイストが。最近は、デジタルロックというか……例えばPOLYSICSさんだったりサカナクションさんだったり、自分達と編成は同じなんだけど違うスタイルのバンドさんをどういうキーボードのアプローチがあるのかっていうのを自分の中で課題にして聴いてたり。で、サカナクションさんは特に、どこかにトガッた部分が必ずあって、しかも曲自体は優しかったりするっていう融合の仕方はすごいなって。そういう音楽から自分のアプローチに何か新たなものを加えられないかっていうのは、いつも課題にしているつもりなんですけど……。ていう中でも、元々好きだったT-SQUAREとかカシオペアとかいわゆるフュージョンって言われるものと、アニメソングとかもすっごい大好きで(笑)。その2大巨頭さえあればご飯何杯でもいけるよ、みたいなぐらいですね(笑)」


――(笑)音楽性の幅広さがものすごいですね。でも、そういう嗜好があるから、今のLiLiの彩り豊かな曲が生まれるのかもしれない。


Emi「かもしれないですね。メンバー全員、好きな音楽は本当にバラバラですし。私のドラムの入口はスティーヴ・ガッドで、スティーヴ・ガッドも参加していたエリック・クラプトンのライヴを観に行ってあらためてクラプトンが好きになったり。『騒ぎたい!』っていうテンションのときはジャパニーズ・レゲエを聴いてノリノリになったり(笑)、切ない気持ちのときはバラードを聴いたり。時期とか、自分のそのときのテンションによって、聴きたい音楽が色々あるんですよ」

Jiro「そういうメンバーが集まっているからこそ、"こういう曲調だけ"ってこだわらず、"こういうものがやりたい"っていうアイデアがメンバーの中であったら試してみようっていう。そういうスタイルを基本にやってきた結果、例えばシングルに2曲入れましたっていっても、一方は壮大な"どバラード"で、もう片方はロック調になったり。しかもただのロック調なだけじゃなくて、ウチにはキーボードがいるので例えばシーケンスとかのデジタルチックな要素を使って他のバンドとはちょっと違うサウンドを目指すっていうのが理想だと思います。それと、さっきも話が出ましたけど、LiLiはメンバー全員が曲を書いてまずはなんでも試してみようから始まって、でも、最終的にはやっぱりMiyukiのボーカルを引き立たせるアレンジにっていうのは、全員が共通して持っているものですね」


――歌詞も、切ない物語から心温まるメッセージソングまで1曲1曲が様々なストーリーを描いていますが、それを聴き手がどんなふうに受け取って欲しいと思いますか?


Miyuki「受け取り方は、もう本当に自由で良いかなと思ってるんですけど、ただ……。私達が曲を作るうえで一番大事だなと思っているのが、バンドの名前にもなってるんですけど、"Link"っていう感覚。"繋がり"っていうものをすごく大事にしていて、曲を聴いてくれた人が本当にワンフレーズだけでもいいから、『この気持ち、すごい良く分かる!』って共感してもらいたいんです。どこかひとつでもいいから繋がりたい、で、それが自分はひとりじゃないんだ、自分だけがこんな思いを抱いているんじゃないんだっていうふうに感じて欲しいんですよね」


――バンド名の"LiLi"には、"Link"という意味があるんですね。それが、作品から発しているメッセージにもなっていて。


Miyuki「そうなんです。以前、私達が初めて出演したラジオ番組でメッセージをいただいたことがあって……。曲を聴いてあまりにも共感して涙が止まらなくなったっていう子がいて、その子が送ってくれたメッセージが、人生を諦めてしまったような内容だったんですよね。でも、自分が人生を諦めそうになったときにこの曲を聴いて前に進もうと思えましたっていうメッセージをその番組でもらって、生放送だったんですけど涙が止まらなくて。『私達が音楽に求めてるのはこれだよ!』ってメンバーみんな感動しちゃって、自分たち自身が救われたような気持ちになったんです。これが"Link"なんだなって」


――そのメッセージを送ってくれた方は、今までLiLiの曲を聴いたことがなかったんですか? それで曲を初めて泣いてくれたっていうのは、すごいことですよね。


Miyuki「そうなんです。『LiLi's Cafe』っていうアルバムに入っている『light』っていう曲だったんですけど。あの曲は、何かしらに諦めたくなったりしたときに、たくさんの人達とかたくさんの音楽に支えられて……。生きている中で、『もうダメだよ……』って落ちてしまうときはあるけど、でもそれは自分だけじゃないって思ったときに書いた歌詞だったんですけど、それが諦めない気持ちだったり、元気が無いときに聴くとすごく前向きになれるような曲になって」

Yukko「他にも、例えば『Innig』にも入っている「旅人」は去年震災があったときに書いた曲なんですけど、自分の中で迷ってた人生についてと、震災があって感じたこと、色んな思いを書いて……。その中で、背中を押すとまでは行かないですけど、聴いている人の横にいて寄り添ってあげるっていうような感覚であったらいいな、というか」


――そういう共感で一人ひとりが"Link"して、横浜BLITZも多くの人達と盛り上がれたらいいですね。その横浜BLITZライヴのタイトルの"Resonance"は、どんな思いを込めたものなんですか?


Miyuki「"Resonance"は、"共鳴"っていう意味があるんです。それは、さっき言った"Link"にも繋がるんですけど、自分達の発信しているものがどれだけの人に届いているんだろうって考えたときに……。しかも、今回は横浜BLITZっていう大きな場所を目指していく中で、もっと多くのお客さんを巻き込んで、その人達と一緒に"共鳴"が広がったらいいなっていう」

Yukko「私達から発信した音が聴いて下さった方に"共鳴"して、その友達なり何なりに『LiLiって良いんだよ!』って教えてライヴに来てくれて、また"共鳴"が広がったらいいですね」

Hajime「"Resonance"って、今言ったように、音楽用語でも"響き"、"協調"、"共鳴"っていう意味があるんです。自分達が発信する音楽をもとに、それを聴いてくださるお客さん、スタッフの方と楽しんで、みんなで一丸となってライヴを作って……。11月10日っていう日を良い日にするためにも、5人でもっと頑張らないといけないですね!」



取材・文:道明 利友


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<公演情報>

「LiLi Live Tour 2012 “Resonance”Final」

【日程】11月10日(土) 16:30開場/17:30開演
【会場】横浜BLITZ (神奈川県)
【席種・料金】全席指定-3500円(別途ドリンク代必要)

★オフィシャルHP抽選先行二次受付あり!
◎受付期間:8月15日(水) 昼12:00 ~ 8月22日(水) 昼12:00

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