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チケットぴあインタビュー

THE MODS

THE MODS
デビュー30周年イヤーの幕開けと共に、NEWアルバム『LIKE OLD BOOTS』をリリース。1月末からは"East Bound"、"West Bound"と東西に分かれた全国30本の"30 STRIKES"ツアーをスタートしたTHE MODS。
東日本大震災の影響で秋田、山形と2公演を延期せざるを得なかったものの、"East Bound"を終え、"West Bound"に突入。そしてツアー最終地、MODSの聖地、日比谷野音のライブ目前の6月22日には、配信限定シングル『NEW BLEED』の新録を含めたベスト盤的アルバム『NEW BLEED "HASH"』をリリース。震災後の東のツアー直後、前半戦を振り返ると共に、西の後半戦、アルバム、そして日比谷野音のライブについて訊いた。

――宇都宮からスタートした30周年の今回のツアーですが、前半を終えて。


森山「俺達もこの後、ツアー自体どうしようかと一瞬悩んだけど、もちろん東北の方は延期だけど、西側はとりあえず電気も問題ないし、逆に西側行って義援金を募って、元気がない街に届けようかと。30周年ツアーなんだけど、その辺の形も持ってツアーを回ろうかと。ちょっとシフトチェンジしてる感じです」


――東地区のライブを振り返ってみて。


森山「すごくいい感じでやれてたというか。俺も今回珍しくステージの上から、昔話というか、その街その街の思い出なんかをしゃべったら、その時から来ている連中もいたりして。それはそれで、すごい盛り上がったりして。選曲も30周年ぽい感じでやってる部分もあるから、まぁ、みんなひとりひとり、それぞれの30年がある訳だから、それを共有出来ているいいライブになってると思ってます」
佐々木「30周年って、自分の中で今あたり前のようになってるんですけど、ふと考えると すごい事だなぁと。森山さんがステージ上で昔話とかするとき、改めてすごいと思いながら、演奏中はそれを忘れて、メンバーだけを見てやってます。すごくいい感じで進んでいるし、これからも進んでいくと思います」


――ライブの具体的な選曲などは?


森山「難しいんだけど、"BEST OF BEST"みたいなことを考えていて。なんせ曲が多いから。30年分を全部1時間40分で出せってのはちょっと不可能なんですよ。だから何となくMODSがよくライブでやってきた曲をベースにプラスα、久しぶりやる曲であったりとか、そいゆうニュアンスでやってるつもりなんですけど。それでも街々で何曲か変えたりとか。また西は西でちょっと変わる可能性も出てくるかと」


――東のライブでのエピソードとかありました?


森山「久しぶりの小樽は、ハンパなく寒かったね。吹雪かれましたね(笑)」


――震災を受けて、次は"West Bound"に突入する訳ですが。


森山「ちょうど名古屋の前日に地震があって、ライブ自体どうしようかと悩んで。名古屋自体問題が何も問題なかったからね。せっかく楽しみに待っている連中がいる訳だから、ライブをやって。そこで急遽、義援金を募ったら、みんな結構協力してくれて。その時ステージの上で、俺達のGOODSとかライブの売上の一部を義援金とは別に復興のために支援するからって言ったら、すごいみんないい感じで協力してくれたから。その形をもって、西側も回りたいなぁとは今思ってますけどね」


――野音のライブの前に、配信限定リリース+新たに6曲のレコーディングと新曲1曲をプラスした『NEW BLEED "HASH"』のリリースも決まってますね。


森山「配信でやってたものと、ちょこちょこ録ってたりしてたんですよ。でも新曲は今回のレコーディングの時に、アルバムには入れないで取っておこうと思ったんですよ。このアルバムが決まったときに、じゃあその新曲を付ければいいんじゃないかなと」


――改めてこのアルバムは今のライブ感があって、時系列的にうまくレーベル別に流れが出来てるし。個人的には『GARAGE WONDERLAND』改めて、いい曲ですね。


森山「俺も自分でそう思ってて。あの曲ずーっと前から、ライブでやってなかったし。周がやりたいって言い出して。SHOTGUN SQUALLのツアーでやってみて。そしたら、作った当時より自分もいい曲だなと思って」


――『COUNTER ACTION』も含め、今回アルバムに収録された選曲については?


森山「Vol.3の時までは、CD化って考えてなかったんですよ。でもファンの方から、是非CDにしてくれないかと。配信で受け取れない人もいるんでしょうね。そうかぁ、CDにするのもひとつの手だなと思って。その時に、じゃあ久しぶりの曲もいいかとか、最近ライブで全くやってない曲もいいかと思って。ライブでは人気あるけど、アルバムには入ってない『COUNTER ACTION』にしても、こういうのに入れたらいいのかなという感じで選曲しましたね」


――周さんのお気に入りは?


佐々木「だいたい全部気に入ってますけど、やっは『COUNTER ACTION』は嬉しいですね。スタジオ盤は僕が初ってのもありますしね(笑)」


――西を回って、リリースあって、野音がある訳ですが。


森山「うまく野音までに、電気の問題とかが落ち着いてくれることを願うよね。それはもう、祈るしかないよね」


――最後に一言。


森山「西側は元気だから、元気なとこから金を頂いて、元気のない街に俺達が送るから。今俺達に出来るのはそれしかないから。やっぱ、俺達には音楽しかないから。だからって、現地ではやれないんで、元気なとこに力貸せと」
佐々木「自分の実家が山形で。幸い友人も両親も知り合いも大丈夫だったんですけど。過酷な中で頑張っている人たちに、いまグッときてるんで。自分も一生懸命ドラム叩いて、そのお金を被災地に届けられればと思います」




取材・文:@ぴあ編集部