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@ぴあインタビュー

銀河英雄伝説=第二章 自由惑星同盟篇= 河村隆一

銀河英雄伝説=第二章 自由惑星同盟篇= 河村隆一
銀河を舞台に、“銀河帝国”と“自由惑星同盟”の壮大な戦いを描いた人気小説『銀河英雄伝説』。アニメや漫画に続き、'11年からは舞台版もスタートし話題を呼んでいる。その第二章として「自由惑星同盟篇」が今春上演されることとなり、河村隆一が名将ヤン・ウェンリーを演じる。自身『銀河英雄伝説』の大ファンだと言う河村が、いかにこのヤンを演じるのだろうか。

――河村さんは『銀河英雄伝説』の大ファンだとか。



「僕はこの物語に、戦争とか不況とか経済とか、世界の縮図が描かれていると思うんです。国や家族への愛情っていうみんなの根っこは変わらないのに、ちょっとした意見や立場の違いから、たくさんの人が傷ついている。その中で葛藤する人々の姿にリアリティを感じましたし、そこに僕は惹かれたんだと思います」



――河村さんが一番好きであり、今回演じられるヤン・ウェンリー。どんな男だと捉えていますか?





「ヤンは"魔術師ヤン"と言われるほど戦術に長けた人ですが、実は戦いたくて戦っているわけではありません。だからヤンには戦いの高揚感がない。でも彼の作戦はすごく相手の心理を突いていて、相手が思った通りに術中にはまっていく。そのとき初めて、彼の中に爽快感が生まれるというか。またその姿に周りの参謀もヤンを信用し、慕っていくのだと思います」



――原作者の田中芳樹先生が、「河村さんにしかできないヤンを」と述べられていますが、それはどんなヤンだと?



「僕はアーティストとして常にカッコいいものを作りたいと思っているんです。それが"オン"の河村隆一だとすると、 "オフ"の河村隆一がヤンなのかなと。日常的な僕と言いますか、頑張り過ぎないし、カッコつけようともしない。そういう表現を舞台上でやるのは初めてなので、僕自身すごく楽しみですね」



――小説やアニメなど、さまざまな展開をしている『銀河英雄伝説』ですが、舞台だからこその魅力とは?



「やっぱり舞台って、人間と人間のエネルギーのキャッチボールだと僕は思っているんです。ヤン・ウェンリーはクールではありますが、とても深いところでいろんな人のことを愛している。舞台は、そういう感情の温度感を一番発揮できるものなのかもしれません」



――テーマソングも河村さんが手がけられるそうですね。



「これは河村隆一としてというより、舞台のテーマとして全員が歌えるものを作りたいと思いましたし、歌いたいと思いました。いいものができそうなので、ぜひこちらも楽しみにしていただきたいですね」




取材・文:野上瑠美子 撮影:源賀津己



▼銀河英雄伝説=第二章 自由惑星同盟篇=
4月14日(土) ~ 22日(日) 東京国際フォーラム ホールC(東京)
4月28日(土) ・ 29日(日) NHK大阪ホール(大阪)
[出演]河村隆一
馬渕英俚可 / 野久保直樹 / 大澄賢也 / 天宮良
中川晃教
はねゆり / 井田國彦(Studio Life) / 金澤博 / 荒木健太朗 / 伊藤哲哉 / 長澤奈央 /
桑代貴明 / 中村誠治郎 / 大山真志 / 仲原裕之(Studio Life) / 川隅美慎
松井誠
西岡徳馬 他