――まずは作・演出を手がけようと思ったきっかけを。
大倉「そんなに大層なものではなくて、タイトルもブルースカイさんがこうしようって言ったから、"いたずらに否定してヘソを曲げられたら困るな"と思って(笑)、よく分からないまま『これにしましょう!』って言ったくらい。今は"元締め"として、スタッフやキャストや色んなことに気を使うのに疲れてきました。僕がやりたいって言ったから仕方ないんですけどね…」
――共同作・演出のブルースカイさんは助けてくれないんですか(笑)。
大倉「今回やりたいことをしようと思ってダンスと音楽の要素を入れてるんですけど、ブルースカイさんはそっちに夢中になっちゃって。すっかり"プレイヤー"側の気分です(笑)。まあ、真面目な話、色々相談しながら、僕も練り直しの作業をやっているので、役者だけのときとは違う疲れがあります」
――それでもブルースカイさんとやりたいと。
大倉「ずいぶん古い知り合いなんですけど、以前一緒に舞台をやった時からずっと『次はいつ?』って会うたびに言ってくれて。僕は役者だし、自分発信の場というのはそうないだろうなって思ってたんですけどね。でも2年くらい前かな、ただただ楽しいってわけにもいかないお仕事も増えてきて、俺は楽しいことをやりに劇団に入ったんだよな、っていう気持ちが段々大きくなってきたんですよね。初期衝動を思い出したというか」
――KENTARO!!さんによる振付や、音楽にThe Dublessが参加しているのも、そういう"イチから作る"をもう一度やりたいという気持ちからでしょうか。
大倉「いや単純に、ブルースカイさんと峯村、村岡と僕で集まった時に、せっかくおなじみのメンツでやるんなら、自分たちに負荷を課したいねという話になったんです。苦労したい、恥をかきたいということで、あえてこの2組にお願いすることに。どちらも脚本と同時進行で作っていただいているので、作業を始めてから"これは大変なことになった"と痛感しているんですけど」
――じゃあ今回は、クリエイターとしての大倉さんの顔が見られる?
大倉「まあ、どうでしょうかね、、、(笑)。ベースは"ふざけた芝居をしたい"ってことですからね。歌や踊りがあっても音楽劇とかではもちろんなくて、大枠としての"くだらない芝居"っていうのは揺らぎない。KENTARO!!さんの振付はカッコいいので、カッコいいブルースカイさんは観られるかもしれないですけどね(笑)」
▼ナイロン100℃ sideSESSION#11 「持ち主、登場」
2月16日(木) ~ 26日(日) CBGKシブゲキ!! (東京都)
[出演・劇作・脚本・演出]大倉孝二 / 峯村リエ / 村岡希美 / KENTARO!! / ブルースカイ
■発売中