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@ぴあインタビュー

ナイロン100℃「ノーアート・ノーライフ」三宅弘城×大倉孝二×温水洋一

ナイロン100℃「ノーアート・ノーライフ」三宅弘城×大倉孝二×温水洋一
01年に上演され、今も根強いファンをもつナイロン100℃の『ノーアート・ノーライフ』。パリという街で絵に小説にと創作活動を行いながらも、実際は最底辺の生活を送る"自称芸術家"たちの「才能と世の中との折り合いについて」をナイロン流に描く群像劇だ。今回の再演は、いまや引っ張りだことなった当時のキャスト陣が10年を経てほぼ揃ったのも見どころ。続投となる三宅弘城、大倉孝二、温水洋一に、本作への想いを聞いた。

──まずは10年ぶりの再演と聞いていかがですか?



温水「再演のお話をいただいた時、『同じキャストが揃わなければやらない』と聞いて焦ったんですが(笑)、この公演は楽しい思い出ばかりだったので、またやれるんだというのが嬉しかったです」



三宅「僕は個人的に言うと"再演"というものに余り興味を持てない人間で…」



大倉「評判だった舞台であればあるほど、前と同じことをやったらお客さんに分かっちゃうんだろうしね。でも稽古場では同じこと…やっちゃうんだろうなぁ」



三宅「(笑)。でもこの作品についてはどこか"やり残した感"があったので。普通の"再演"とはちょっと違う感じではいますね」



──この3人に加えてみのすけさんと山崎一さんという、メインキャストがほぼ同じというのも貴重です。



三宅「ただ、10年が経って役者が20代と30代、30代と40代でも演じ方は違ってきますからね。どうしようというのはあります」



大倉「僕なんて20代だったから、無我夢中だったことしか覚えてない(笑)」



温水「男だらけの"男芝居"なので会話のテンポも速いしずっと動いているしね。身体的に10年前と同じように出来るのかっていう」



大倉「温水さんの頭をだいぶ叩きましたよね。今回も同じように出来るかと」



温水「う、うん(笑)。でも10年前の舞台ではそこが楽しかったから、なんとか今回も同じようにやりたいね」



──「才能と世の中の折り合いについて」というモチーフに共感は?



三宅「こういうことを言うとアレなんですが、意外と折り合いをつけられているキャストが多いので…」



大倉「大体、普段の生活で"アート"というのを一切考えてない人たちだしねぇ(笑)」



温水「当時はKERAさんが作家的な事と興行的な事との間で葛藤しているというのをおっしゃっていて。それに比べたら僕なんかは『ノーライフ・ノーアクト』くらいなんですが…。このメンバーの、今の舞台を楽しんでいただければと思ってます」



取材・文:佐藤さくら 撮影:源 賀津己


▼ナイロン100℃「ノーアート・ノーライフ」
11月5日(土) ~ 27日(日) 本多劇場(東京都)
12月3日(土)・4日(日) 北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
12月7日(水) 中京大学文化市民会館 プルニエホール(愛知県)
12月10日(土)・11日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪府)
12月13日(火) アステールプラザ 大ホール(広島県)
[劇作・脚本・演出]ケラリーノ・サンドロヴィッチ
[出演]みのすけ / 三宅弘城 / 大倉孝二 / 廣川三憲 / 吉増裕士 / 喜安浩平 / 温水洋一 / 山崎一
□発売中

ナイロン100℃「ノーアート・ノーライフ」三宅弘城×大倉孝二×温水洋一

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三宅弘城

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大倉孝二

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温水洋一