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チケットぴあインタビュー

プロペラ犬『ネガヒーロー』 水野美紀×入江雅人

プロペラ犬『ネガヒーロー』 水野美紀×入江雅人
水野美紀と楠野一郎による演劇ユニット・プロペラ犬が、2年ぶり4回目となる本公演を上演する。演出を担当するのは、旗揚げ公演『マイルドにしぬ』('07年)でも強力な助っ人ぶりを発揮した入江雅人。さらに今回は、主宰・女優である水野自らが脚本を執筆。自称ヒーローたちが活躍するというシノプシスからは、すでに面白そうな気配が漂う。書くことで新しい発見があったという水野と、プロペラ犬を見守ってきた入江に構想を聞いた。

――水野さんが脚本を書くことは、入江さんから勧められたそうですね。



水野「脚本が書ける人を尊敬していたし、初めは『書けるわけねぇ!』って思ったんですよ。だけどプロペラ犬でのモットーが、水野がチャレンジするっていうことなので、最大のチャレンジって何だろう?と考えたらこうなりました」



入江「僕もアドバイスはしましたけど、まず水野さんには全部書いてもらいました。そのうえで細かいことを少し言ったくらいですね。だから本当にしんどかったと思うけど」



水野「でもベケットなど名戯曲といわれるものとその解説本をいろいろ読んで、さらに実際に書いてみたら、戯曲って"そこに見えないもの"を書くことなんだと分かりました。映像とは違って、お客さんに想像させるっていうこと。それは入江さんが続けてらっしゃる一人芝居を観て気付かされたこともあるんです。」



――特撮風のフライヤーも気になります(笑)。



入江「水野さんとプロットを考えてる時に、くだらない案がいっぱい出たんですよ。片腕戦隊とか桃太郎のアレンジとか。そこから結局は団地のヒーローものに落ち着いたんですが」



水野「池谷のぶえさん、オクイシュージさん、前田悟さん、そして福本伸一さんと好きな役者さんばかりに出ていただけるので、そこは楽しんで当て書きさせてもらいました。池谷さんが狭い地域を守ってるヒーローだったら面白いな、とか」



入江「ちなみにオクイさんは悪役に見えるけど、赤レンジャー的な立ち位置なんだよね」



水野「そうですよ!(笑)。オクイさんや池谷さん扮する足立区の自称ヒーローが、さまざまな事件を解決していく…予定です」



――入江さんは、プロペラ犬での演出は2度目ですが。



入江「旗揚げ公演はやっぱり余裕がなかったので、今回はもう少しヘンなことが出来るかなと思ってます。ホンに書かれていない部分を遊んだりね」



水野「入江さんに追い込まれると私、体の中からキュッと面白いものが出てくるような気がするんです」



入江「僕だって一応最初は遠慮してたんだけどね。でも言ったら何でもやってくれるんだもの。女優さんが僕の要求するものを出来るようになってどうするんだっていう戸惑いもあるけど(笑)。ただそうやって、これまでのプロペラ犬とはまた違った水野美紀の顔を見せられれば」



水野「入江さんはプロペラ犬の親だと思っているので。今回からまた新しいプロペラ犬の方向性を探っていけたら…と思ってます!」




原稿:佐藤さくら 撮影:星野洋介


▼プロペラ犬『ネガヒーロー』
1月20日(金) ~ 29日(日) CBGKシブゲキ!! (東京都)
2月3日(金) ~ 5日(日) HEP HALL(大阪府)
2月7日(火) 長崎ブリックホール 大ホール(長崎県)
□発売中
★東京公演、1月25日(水) 14:00 追加公演決定!
□12月3日(土) 10:00 一般発売開始