@ぴあインタビュー

シャーマンビジネスマン「乱童 RAN-DOH」 ~Voice in City~ インタビュー

演劇だけでなく様々なフィールドで活躍する演出家・横内謙介が、森田成一、三木眞一郎ら声優界の人気者たちとコラボが決定!式神を使って超常現象に挑むフリーの修験者・賀茂乱童が、ある大手デパートで出会ったマネキンの謎を解く『乱童 RAN-DOH』がそれだ。横内自ら脚本を書き下ろし、AKB48の平嶋夏海の出演も決定した、話題満載の本作。横内を囲んで森田と三木、さらに高橋広樹、藤原祐規、小牧祥子らキャスト陣が本番への意気込みを語った。

 

──この異色の顔合わせは、どういう経緯で?

横内「元々は、小牧さんがウチ(扉座)に出演してくれていたんですよ。いろんなことの出来る人なんで便利に使っちゃってたんですけど、一回キッチリ、主役にして、このバリッとした男たちとも一緒に何かできないかと考えたことがきっかけです」

三木「実は横内さんとは10年来のお付き合いなんですよ。それで、ずっと一緒にやらせてくださいと言っていて…」

横内「今回、ようやく一緒にできるよね。」

──ストーリーは修験道や鬼が出てきたりと、アニメやゲーム的な要素も満載ですね。

森田「僕の演じる乱童は“シャーマンビジネスマン”として謎を解決していく人物なので、演劇ファン以外でもとっつきやすいと思いますよ。ただ今回はその奥にある、現代社会の澱みのようなものまできちんと伝えられたら」

三木「そうだね。だから本読みの時「俺はまだまだだ…」と痛感してしまって(苦笑)。乱童と敵対する心霊廃棄物処理会社の社長で、キレ者の皇春樹をどうしようか悩み中です」

横内「単なるキレ者じゃないからね。頭はいいんだけど、どこか固い人物というギャップもある。他の登場人物もそうだよ」

高橋「乱童の同業者で、仕事的に成功している弓削仁鏡役を演じます。意外にこれまでやったことのない、タイプの人物なので戸惑ってます。初登場時の衣装はデザイナースーツということらしいので、まずは何色のスーツなんだろう?というところから妄想を広げて…」

藤原「(笑)。僕は伝説のエスパー少年・五十嵐ワタル役です。殺陣もあるそうなので、見せ方とかも考えていきたいですね」

小牧「私はマネキン役なので次々に服が変わるんですが、その都度いろんなキャラになるんですよね」

横内「小牧さんは元劇団四季でミュージカルもやっている綺麗な女優さん。でも本人はなかなか認めがらないので、その辺りも含めて書いてみました(笑)」

──書き下ろしということで、当て書きの部分もあると。

横内 森田さんは初めて会った時、「声優業界にもガラの悪い人がいるんだなぁ」と思ったの。だから乱童があんなキャラになった(笑)」

森田「えっ!僕、本当は上品ですけど…。でも嬉しいです(笑)」

──では最後に意気込みをどうぞ。

森田「修験道ゆかりの地まで行きましたし、準備はバッチリです」

高橋「常に声優という枠にとらわれずに活動したいと思ってきたので幸せです。しっかりやりたいですね」

藤原「本読みの時、先輩方の表現力を改めて感じたので、稽古では皆さんにぶつかっていきたいです」

小牧「私はいろいろな舞台に出させていただいてますが、毎回、異文化交流の気持ちで必死なんですよ(笑)。今回も頑張ります!」

三木「尊敬している、舞台という場に出られて嬉しいです。本番までにはなんとか作り上げたいですね」

横内「声優さんということでセリフが明瞭すぎることがあるから、もっと聞こえない感じで言っていいよと本読みで伝えました。こんなダメ出しはさすがに初めてだけど(笑)。同時に、このメンバーだからこそ“声”で表現できる部分が大きいわけだし、そこは大切に演出したいと思ってます。これまでにない舞台を作って、ぜひ今後につなげていきたいね」

全員「よろしくお願いします(笑)」


取材・文:佐藤さくら  撮影:源 賀津己


▼シャーマンビジネスマン「乱童 RAN-DOH」 ~Voice in City~
10月30日(金)・31日(土) 天王洲 銀河劇場 (東京)
[企画・演出]横内謙介 [脚本]上原英司・横内謙介
[出演]森田成一/高橋広樹/藤原祐規/小牧祥子/扉座/三木眞一郎


━ 再演決定! ━
▼シャーマンビジネスマン「乱童 RAN-DOH」 ~Voice in City~
2010年1月3日(日)~5日(火) 青山劇場 (東京)
[企画・演出]横内謙介 [脚本]上原英司・横内謙介
[出演]森田成一/高橋広樹/藤原祐規/小牧祥子/扉座/三木眞一郎


ページトップへ