――スタッフ・キャストとも第一級の本作が初舞台と聞いて、まず何を思いましたか?
小池「すごくありがたかったですね。何でこの役に僕を選んでくださったんだろう?と思える機会というのは、めったにないことなので。この経験によって今後の自分に得ることはたくさんあると思うし、指名してくださった岩松さんにすごく感謝しています。"心配性俳優"なので、稽古はたくさんあるくらいが安心するし…。よく意外って言われるんですけど、キツい練習やリハーサルも逆にやる気が起きるくらい。あとは初共演なんですが、舞台経験の多い堤さんのそばにいられることもうれしいです。舞台の方たちって終演後に飲みに行ったりしますよね。僕は全然人見知りじゃないので、もう毎日皆さんの後を付いて行っちゃうと思います(笑)」
――頼もしいです(笑)。さらに本作は任侠もので、演じるのは下っ端の組員。今までの小池さんのイメージとは異なりますよね。
小池「やっぱりお客様の中には小池徹平のイメージってあると思うんですけど、それを打ち破って何をするんだろう?ってお客様に思ってもらいたいし、自分の中でもハードルが高くなるのはワクワクするんですよ。任侠の世界は普段すごく興味を持っているわけではないので(笑)、これから色々調べたりしないといけないんですが。でも人と人とが深く心で繋がっているところなどは、やっぱり誰もが惹かれる部分じゃないかと思いますね。それにこんなに感情を強く出す役どころも初めてなんです。『~純情編』というので、泊の恋も絡んでくると思いますし、チンピラの顔と女性に対する顔と、両方をしっかり出していきたいですね」
――相方のウエンツ瑛士さんも、同じシアターコクーンで蜷川幸雄さんの舞台を踏んでらっしゃいますが、何か舞台のことを話したりは?
小池「彼の舞台は観に行ったんですけど、感想とかはお互いあまり話さないんです。変わった間柄かな?身内的な感覚なのかもしれないですね。でも彼も頑張ってたように、僕も、もしビックリするようなシーンがあったとしても喜んでやると思います。それでなくてもナマの舞台で、人を殺そうとしたり恋愛をしたりといった芝居をするのはどういう感じかなっていう期待感が自分の中にありますし。初舞台というのは一生に一度の経験だから、この際怒られても失敗してもいいから、思いっきりやりたい。その全てをちゃんと自分のものにしたいなって思っています」
▼「シダの群れ 純情巡礼編」
5月4日(金・祝) ~ 27日(日) シアターコクーン (東京都)
[出演]堤真一 / 松雪泰子 / 小池徹平 / 荒川良々 / 倉科カナ / 風間杜夫 / 他
■一般発売:2月18日(土) 10:00