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宝塚歌劇宙組公演『逆転裁判2』  蘭寿とむインタビュー

今年2~3月、人気ゲームソフトの初舞台化として話題を集めた宝塚歌劇宙組公演『逆転裁判』。その第二弾が、早くもこの夏上演決定!主役のフェニックス・ライト(原作名は成歩堂 龍一)を演じる蘭寿とむに、新作の見どころについて聞いた。

 

──第1弾が評判になっての続演ですね。

蘭寿「『逆転裁判』公演中にその知らせを聞いたので、ものすごく嬉しかったですね。こんなに早く続演が決まるのも珍しいので、本当に幸せなことだと思っています」

──多くのファンをもつキャラクターを演じるのに、気をつけた点などは?

蘭寿「宝塚の舞台は歌もダンスもありますから、当然、キャラクターが突然歌い出したりするわけですね(笑)。その辺りをどうするのかなと思っていたのですが、脚本・演出の鈴木圭先生が元々『逆転裁判』ファンということもあり、結果的に原作の良さと、ミュージカル部分とのバランスが上手くとれた舞台になったと思います。あとは成歩堂くんのキャラクターを生かしつつ、自分らしさを加えていくように演じましたね」

──法廷シーンやコミカルな場面などは、ゲームの雰囲気そのままという声も。

蘭寿「原作独特の“間(ま)”や表情、ポーズについては、鈴木先生と確認しながら稽古していきました。やっぱり、宝塚を知らないゲームファンの方にも楽しんでいただきたいなと思ったので」

── 一方で原作にはない、宝塚らしいラブロマンスの要素もありましたね。前回、恋人のレオナと愛を確かめ合ったニック(フェニックス・ライトの愛称)は、今回のヒロイン、ルーチェとはどういった関係になるんでしょう?

蘭寿「“ラブ”と“ダンス”は宝塚に必須ですからね(笑)。でもニックのキャラクター的に「はい次の人」とはいかないので、ルーチェとはまた違った愛情をもつことになると思います。鈴木先生も、そこは深く描きたいとおっしゃっているので、一段と見応えのあるものになるのではと」

──ルーチェ役の純矢(じゅんや)ちとせさんと、フランジスカ役の藤咲えりさんが初登場。そしてニックの好敵手エッジワース役は悠未(ゆうみ)ひろさんとなります。」

蘭寿「純矢さんはふんわりした雰囲気を持ちながらも演技が上手い人。藤咲さんも思い切りのいい人なので、ムチを使うフランジスカをどう演じてくれるのか楽しみなんですよ。悠未さんは、より大人っぽいエッジワースを見せてくれると思います」

──この逆転裁判チームもそうですが、今の宙組は勢いがありますね。

蘭寿「上級生から下級生まで本当に元気だし仲がいいので、それがチームワークにつながっているのかもしれないですね。マヤ役のすみれ乃麗ちゃんは普段から役に近くて、稽古中も「こう?それとも、こうかな?」って一人で悩んでるんですよ。面白いので、あえて放置して観察してます(笑)」

──本当のニックとマヤの関係みたいですね(笑)。では最後に、お客様へメッセージを。

蘭寿「前作の公演後、「宝塚を初めて観ました」「もっと早くから知っていればよかった」というお手紙をたくさんいただいたんです。だから作品自体の面白さはもちろんですが、この公演が宝塚を知るきっかけになればいいなとも思うので、ぜひこの機会に実際の舞台を観ていただきたいですね」


取材・文:佐藤さくら  撮影:源賀津己


▼宝塚歌劇宙組公演『逆転裁判2』-蘇る真実、再び・・・-
【兵庫公演】8月20日(木) ~ 31日(月) 宝塚バウホール
【東京公演】9月5日(土) ~ 15日(火) 赤坂ACTシアター

蘭寿とむ写真


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