「天下一」の面を用いた珠玉の舞
「のべおか天下一薪能」の開催は、平成5年、延岡市が市制60周年を記念して、内藤家所蔵の能面66面等の寄贈を受けたことに始まります。
そのうち30面が、安土桃山時代から江戸時代初期に活躍した「天下一」の称号を持つ能面作家の作品群です。専門家の調査では、作者不詳の面の中にも「天下一」に並ぶ逸品が存在することが判明しました。この貴重な延岡の財産を活用しようと市民による実行委員会が結成され、「天下一の能面にふさわしい天下一の薪能」を目標に、観世流シテ方(人間国宝) 故片山幽雪氏に出演を依頼、平成9年に第一回公演が実現しました。
今年28回目となる公演は、令和7年10月11日(土)開催で、演目は、能「巴」、狂言「清水」、そして能「白髭」となっております。出演は十世・片山九郎右衛門氏、宝生欣哉(人間国宝)狂言には茂山千之丞氏ら。地元で能を学ぶこどもたちも出演します。