江戸時代より続く旧七夕会池坊全国華道展を、大丸ミュージアム〈京都〉・華道家元池坊の二会場で開催。
旧七夕会は、後水尾天皇が宮中で開催した“七夕立花会”をルーツに持ちます。
後水尾天皇は立花に熱中され、自らも立調されました。その指導役として活躍したのが池坊専好(二代)でした。
以来、江戸時代初期に六角堂へ場所を移して行われることになった「七夕立花会」は、江戸時代を通じて京都の歳時記として有名で洛中の町衆に愛されました。明治の世となり節句が廃止された際も当時の池坊専正宗匠は、後水尾天皇の遺徳を偲び「旧七夕会」と名称を改め継続し、その後も今日まで引き継いでまいりました。
後水尾天皇が愛した伝統の“立花”をはじめ、“生花”や“自由花”など現代人の感覚でいけられた「最も古くて最も新しい」いけばな展を是非ご覧ください。
▼旧七夕会池坊全国華道展に関する詳細情報は、以下のリンク先をご覧ください。
https://www.ikenobo.jp/event/110115/
※華道家元 池坊公式WEBサイトに移動します