永井愛(ナガイアイ) のチケット情報

公演レビュー
  • 二兎社『ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ』

    ザ空気2誰も書いてはならぬ 愛知公演三回観劇致しました。 政治、記者クラブの題材なので堅苦しいお話かと思いきや、ブラックジョークやアドリブなど軽快な展開に終始笑い声が聞こえていたように思います。最後はグッと考えさせられる、とてもとてもいい舞台でした。生で見る眞島秀和さんはテレビの3倍増しで格好良かったです…。

    sukeno
  • ザ・空気Ver2 「誰も書いてはならぬ」

    国会議事堂を身近に望む記者クラブのあるビルの屋上が舞台。国会周辺で繰り広げられる予定のデモをカメラに収めたいビデオジャーナリスト井原まひる(安田成美)。官邸総理番の小林司(柳下大)は、官邸でのコピー機に置き忘れた原稿用紙の内容に驚き、その取扱いに苦慮し、他社の官邸キャップ及川悠紀夫(眞島秀和)に持ち掛ける場面に、記者クラブに所属しない、本来ならいるはずのない井原まひるが関りを持ってしまう。記者クラブの特権と、それが陥りやすい体質を永井愛が、厳しく批判的に描いている。時の政権に対し、第四の権力として批判的であるべき報道機関の論説委員飯塚敏郎(松尾貴史)が、官邸のために「記者会見Q&A」を作成し、世論誘導の先棒を担いでいるのではないかという疑念をブラックユーモアに描いていて、競合他社の解説委員(馬渕英里何)まで、同様に権力者との距離感を自己の権威とはき違えている?問題指摘を受けた飯塚敏郎の有り様は、現在進行形の国会答弁そのもので、観客はあまりにそっくりなので、思い出し笑いがしきりであった。…他者に対する攻撃性と身内に対する防御本能は報道機関も例外ではないのだろうか?……報道の使命が手間暇のかかる調査報道から、安易な発表報道に重きが置かれ、ジャーナリストの質の低下が窺われる要因になっていて自壊に向かっているようで心配だ。会社組織にいる社員記者の使命感と自己保身を、最近の経済事案に多く見かける「空気」に流される風潮を象徴しているような戯曲だ。組織人ではない井原まひるが、対照的に正義感を振りかざしているが、下町ぽい言葉使いや生活臭を出す必要があったのだろうか粗忽者にはわからないが、納得感のある戯曲は流石である。

    粗忽者の早とちり
  • ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ

    風刺がビンビンにきいた、笑えて、考えさせられる舞台でした。 前作の『ザ・空気』(紛らわしいので「ver.1」と呼びます)は、テレビ局の報道現場でしたが、今回は、国会記者会館の記者クラブです。 ver.1とストーリー的な繋がりはありませんが、ver.1の舞台となった「ニュース・ライブ」という番組にまつわるエピソードは出てきました(でも、ver.1を知らなくても、全然問題ないです)。 場所は、国会記者会館の屋上。 政治的スキャンダルが発覚した総理の記者会見が、数時間後に始まります。 デモの様子を撮影しようとカメラの準備をしている井原まひる(安田成美さん)。 そこに某大手新聞社の記者・及川(眞島秀和さん)がやってきます。 どうやら、総理宛に書かれた質疑応答対策のペーパーが、記者会館のコピー機のところに置き忘れていたのを、誰かが見つけたようです。 いったい誰がこんなものを書き、そして総理に渡そうとしたのか……? 固有名詞は一切出てきませんが、「新しく見つかった文書」とか「副総理より漢字は知ってる」とか、果ては結構似てるモノマネまで披露し、誰の何のことを言っているのか明々白々です。 政権をチクチクする一方で、メディアに対する問題も提起しています。 閉鎖的な記者クラブの体質や、国会記者会館の家賃はタダで、近隣家賃相場からすると、年間8億円近い便宜供与が、国からされている(税金で)ことなど。 笑えるシーンも多かったんですが(松尾貴史さんのとぼけ方が最高)、新聞やニュースなどで見聞きしていることが、本当に忖度なしで書かれているのか、ちょっと疑ってしまうような話でした。 『ザ・空気』は、是非、今後もシリーズ化してほしいものです。 ※ 安田成美さん演じる井原まひるが、オープニングで娘に電話をしているとき、自分のことを「かあちゃん」と言っていましたが、かなり違和感がありました。 井原がエリートジャーナリストでないことを表そうとしたのかもしれませんが、やはり、あの容姿で「かあちゃん」は……なんか無理があるなと思いました(笑)。

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