アリエル・ドーフマン のチケット情報

公演レビュー
  • 死と乙女

    独裁政権が崩壊してから、30年が経った今でもポリーナ(朴璐美)は、学生運動中に拉致監禁されその時に受けた恥辱のトラウマから抜け出すことができず、不安に駆られる生活を送っていた。法律家の夫ジェラルド(石橋徹郎)はそんな精神状態に寄り添いながらもなすすべもなく、新政府から前政権の悪辣な違法行為の調査責任者の指名を受けた。夜更けにその辞令を受けた帰途、車が故障し往生していた時に通りかかった医師ロベルトに家まで送ってもらったのだ。お礼かたがた家に招き入れると、その男の声にポリーナは戦慄を覚えた。絶えず頭にこびりついたあの時の記憶、シューベルトの「死と乙女」を聞かされながら、目隠しされて拷問と何度も犯されたあの男の声。復讐心に駆られ、夫の隙を盗み拳銃で脅し、ロベルトを椅子に縛り上げた。罵詈暴言を浴びせ自白を迫るポリーナの狂気、白を切り通すロベルト、妻の暴走を止めようとするジェラルド、口を割らずに堪えていた時に浮気をしていた夫をなじるポリーナ、三つ巴の神経戦はどう転ぶのか? 殺人を犯しかねない妻を納得される策として、ジェラルドはロベルトに妻から聞き取ったあの時の様子を語り、方便としての自白を提案するが、疑心暗鬼ながらしぶしぶ応じるロベルトは、……そしてポリーナは承知するのだろうか?特異な役どころを無難なくこなた山路和弘は流石である。起伏の激しい、感情の高ぶりを抑え込まない朴璐美は地をいっているのかしら?狂気を感じさせた。

    粗忽者の早とちり
amazon
アイコン説明
アラートメール登録ボタン
行きたい公演をアラート登録(発売情報やリセール申込情報など購入チャンスをお知らせ)
お気に入り登録ボタン
お気に入り登録
先行予約・販売ラベル
プレリザーブ、プリセール等
プレミアム会員ラベル
プレミアム会員限定
座席選択ラベル
座席選択可能

アリエル・ドーフマン のチケット予約・購入はチケットぴあで!

ページ上部へ

絞込み