鈴木哲也(スズキテツヤ) /脚本家 のチケット情報

公演レビュー
  • 「シラノ・ド・ベルジュラック」

    ロスタンの「シラノ・ド・ベルジュラック」は名作です。 僕はフランスの映画で観てよく知っていました。 それを日本の舞台で観られる。 そして、シラノを吉田鋼太郎が演じ、 ロクサーヌを黒木瞳が演じるとなっては、 これはもう観に行かなければならない。 しかし、さらに大きいのが、 この作品の舞台脚本も手掛けて演出をしたマキノノゾミである。 日本で痛快アクションの娯楽作品をやらせたら、 マキノノゾミの右に出るものはいないのではないか。 そのくらい、このシラノの脚本とマキノノゾミの作る舞台は相性がよかったと思う。 ロスタンのシラノを上演するとすれば、 間違いなくマキノノゾミにやらせるべきだ。 シラノは複雑な人物である。 剣の達人であると同時に詩作の天才。 さらにその人柄は出世を好まぬ粋な輩である。 吉田鋼太郎は見事なシラノを見せてくれた。 ロクサーヌもまた面白い。 たぐいまれなる美貌と魅力を持ち、 それでいて純真で鈍感なところもある。 黒木瞳が演じなくてほかに誰がいるだろうか。 クリスチャン役の白州迅も、 かなりの好演を見せてくれた。 イケメンなら誰でもできるわけではない。 その純情にはシラノに匹敵するほど惹かれる。 ダンスや殺陣、豪華な舞台装置や衣装もよかった。 生演奏の音楽も面白かった。 これ以上ない傑作だと思う。 こんなに泣ける舞台は、 そうそうあるもんじゃない。

    鈴村修
  • 「ローマの休日」

    期待を裏切らない「ローマの休日」だ。期待を裏切らない、というのは、映画のイメージ通り、ということである。 舞台を観る前に一番心配だったのが映画のイメージを壊すような独創的な「ローマの休日」だったらどうしよう、ということだったが、杞憂に終わった。 オードリーの可憐さ、かわいらしさにひけを取らない朝海さんのアン王女、グレゴリー・ペックのダンディーさを持った吉田栄作さん、映画とは若干イメージが異なるものの流れをこわさない小倉さんのカメラマン。 だがやはり「ローマの休日」=オードリー、という定義は崩せないという感想だった。 新聞記者がアメリカからローマに来た理由に赤狩り等社会的な情勢を盛り込もうとしたのも余計だった気がする。

    フロプシー
  • 「ローマの休日」

     素晴らしい舞台でした。三人だけの舞台、十分豪華だけれどもシンプルなセット、だけれども最後は泣きました。  脚本がしっかりこの物語の世界観を伝えていて、演出も緻密。たとえば、ラスト近くでアーニャ(王女)とブラッドレーが船上でダンスをする際、そのシルエットが、舞台側面に置かれた特大の壁状のオブジェに大きく映し出され、二人の心が揺れながら近づいていく様子が感じられて、何とも粋で素敵でロマンチックでした。  俳優さんたちもうまい! 吉田さんと小倉さんはもちろん、王族としての義務と心の本当の欲求との間で悩む切ない心情を、ときに娘らしく時に威厳ある立ち振る舞いで表現しきった朝海さんが素晴らしかったです。ラストでドレスを着て登場した時、凛と伸びた背筋といい、フランス人形のようにきゅっとくびれたウェストといい、まるでオードリー・ヘプバーンが現れたようでした。  観客の総立ちでの拍手は、当然と思いました。

    もみ
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