中村ノブアキ(ナカムラノブアキ) のチケット情報

公演レビュー
  • 劇団青年座「DNA」

    時枝夫婦の居間、夫一哉が勤めるPC事業部のオフィス、妻典子が親友と立ち上げたインテリアデザインの事務所を配した舞台が上手く物語の展開を視覚化している。時枝夫婦には子供はなく、キャリアウーマンの典子は創業したばかりの会社の経営に集中し、子供を産むことは毛頭考えはなく、夫一哉もそのことに理解は示してはいるが、真意はともかく話題にしたくない二人だが……東洋電機の中核事業PC事業部は予算達成を至上課題とし、長年バイセル取引で一時的利益計上を謀ってきたが、これはともすると粉飾決算に繋がりかねなかった。若手社員の指摘に対し、その悪弊を承知しながら続ける経営上層部。家庭と会社でのDNAを今日的問題として戯曲化している。典子(安藤瞳)は自己の幼少期のトラウマを抱えつつ、現代女性の在り方を等身大に演技して、さもありなんと感心した。夫一哉(石母田史朗)は優しいし、こうでなくては夫は務まらないかも。会社における主任の立場をわきまえて、性急な改革を迫る部下を説得するなど好感度が高い男性を演じていた。現代社会の一面を鋭く突きながら、自ら納得し問題解決に答えを探る若者に安心した。……現実社会では、経営陣の自己保身的誤った経営判断が会社の存続を危うくする報道をよく目にするが。……一哉の母親里美(井口恭子)の控えめなアドバイスが光っていた。

    粗忽者の早とちり
  • 奇想の前提

    演劇ユニット「鵺的」の舞台です。 ある舞台を観に行った時にもらったチラシが印象的で観に行きました。 劇場は、中野にあるテアトルBONBON。 とても小さな劇場ですが、舞台セットは、結構作り込んだものでした。 話は、江戸川乱歩のいくつかの小説を下地にしたオリジナルなものだそうです。 暗闇の中、大音量で響き渡る何か機械的な音と、フラッシュの中に一瞬だけ浮かび上がる猟奇的な場面で、おどろおどろしいオープニングです。 パノラマ島と呼ばれる島で起きた事件を中心に物語は進みますが、人物相関がややこしく、初めに家系図を持ち出しての説明がありました。 『パノラマ島奇談』を知っている人は、すんなりと理解できたと思いますが、私はあまり江戸川乱歩を読んだことがなく(小学生の時に読んだ『怪人二十面相』くらい)、最初、横溝正史っぽいなと思って観ていました。 エンディングは、オープニング同様、とても印象的な一コマで終わります。 「鵺的」というユニット名にピッタリな舞台でした。

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