島田桃依(シマダモモイ) のチケット情報

公演レビュー
  • 本当の旅(夏の日の本谷有希子)

    最近は、本の執筆ばかりで、なかなか演劇の方をやってくれない本谷有希子さん。 本当に久しぶりの「劇団、本谷有希子」です。 単行本『静かに、ねえ、静かに』に納められている『本当の旅』の舞台化。 本の方は読んでいないですが、本谷さん特有の「毒」を期待して行ってきました。 おじさん・おばさんにさしかかった3人の友人、ハネケン、づっちん、ヤマコは、クアラルンプールへ旅行に出かけます。 旅の様子を写真や動画に撮っては、SNSにアップし、それを見返すことで「旅」を実感する3人。 ガイドブックに載っている占い師のところへ行こうと、現地のタクシーに乗り込みますが、だんだんと人気のないところへ連れて行かれ……。 冒頭、羽田空港で3人が待ち合わせるところから始まりますが、少ししたら、その3人が別のキャストに入れ替わります。 結局、一人三役ならぬ、三人一役……つまり、3組のハネケン、づっちん、ヤマコが登場することになります(合計9人)。 最初は、「ん?どういうこと?」と思っていましたが、観ていくにつれ、「ハネケン」「づっちん」「ヤマコ」は固有名詞じゃなく、誰もが同じ、大勢の中の一人ということなんだろうと解釈しました。 彼らの話す内容は薄っぺらで、ボキャブラリーも「まじ」「やばい」「すご」の連発。 危機的状況に陥っても、正常バイアスがかかりまくり、目の前で起きていることを信じようとしない。 そして、スマホの中、ネットの中の方を「本当」と思ってしまう。 といった、ちょっと鏡を見せられている気分にもなりました。 後半、寒くなってきたのは、効きすぎたクーラーのせいばかりでは無いはずです。 劇場は、裏原宿にあるVACANTというライブハウスのようなところ。 ステージを挟んで、両側に50席ずつくらいの客席がありました(全席自由)。 すべてが手作り感満載で、開演前にはキャストがステージで物販していたり、本谷さんもカツドックを売りにきたりして……。 こういう公演もいいですが、今度はもう少し大きなところでの「劇団、本谷有希子」を楽しみにしています!

    touch
  • ベッド&メイキングス

    ベッド&メイキングス「こそぎ落としの明け暮れ」観る。 福原充則と富岡晃一郎のユニット。今回はトミー以外は全員女優で、愛とか信じるとかいうことに関わるむずかしさとか人の営みの愛おしさとかを描く。姉妹や夫婦や不倫カップルや見果てぬものを追いかけるシングル女性の生き方が並行して描かれて、ストーリーがあってない感じで、劇評がとても書きにくい作品なんだけど、観終わってじんわり暖かい気持ちと、なんかがんばってみよっか、という気持ちが生まれる。 女優陣全員個性的で魅力的。なかでも町田マリーと吉本菜穂子がいい。野口かおるの怪演がいつもながらすごいので陰に隠れがちだが、島田桃依、かなりの飛び道具。おもしろい。 ベッド&メイキング6回目の公演(4回めは1回めの再演なので5作品)、全部作風が違う福原の幅に驚く。いつも演劇愛があふれているのは変わらない。

    ちま
  • こそぎ落としの明け暮れ

    根が生真面目の八名真理子と何か不安げの姉西門和子との姉妹の関係、真理子と夫昭一(お調子者?)との夫婦関係、そして何故が登場する三人の害虫駆除作業員がどう絡んで話が展開するのか見えずらいのだ。真理子は和子の人の好さ、隙の多さをお節介までに心配している。夫昭一はスケベというより恋多き、自分の思い込みを肯定する楽天男だ。害虫駆除班長の片桐は、恋に縁遠く、何に思いを寄せているかというと、見えない虫(蜘蛛)らしいのだ。看護婦の吉村芒江恵とお節介の患者時村登喜子が接着剤のように絡んで、話を可笑しくするのだが、三組がどう絡んでくるのか粗忽者には分からない。もしかしたら、三人三様の思い込みを削ぎ落したら、何ら心配することのないありふれた結論に落ち着いた。と粗忽者は思い込んだ。一人目立った八名昭一(富岡晃一郎)の得も言えないとぼけた三枚目ぶりに感心した。

    粗忽者の早とちり
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