チケットのことならチケットぴあチケットぴあ

こんにちは、ゲストさん。 会員登録はこちら

@ぴあコラム

ジャーニー

 1973年にサンフランシスコで結成されたベテラン・アメリカン・ロック・グループ、ジャーニー。長いキャリアの中で、メンバー・チェンジを繰り返してきた彼らだが、YouTubeがきっかけとなって発掘された新ボーカリスト、アーネル・ビネダを迎えた彼らは、クリエイティビティにも勢いを増しており、充実したステージが期待できそうだ。

 ジャーニーはサンタナ・バンドのギタリストとして頭角を現したニール・ショーンを中心に、1973年にサンフランシスコで結成された。1975年に『宇宙への旅立ち』でアルバム・デビューを果たしているが、インスト中心のプログレ的な作風を特色としていた初期は、商業的な成功を収めることはできなかった。

 そんな彼らにとって転機となったのが、二代目ボーカリストのスティーヴ・ペリーの加入である。以降の彼らはチャート・アクションも好調となり、ジョナサン・ケインがキーボード奏者として加入してから1981年に発表した通算7作目のオリジナル・アルバム『エスケイプ』で、全米チャート・ナンバー1を獲得。その後バンドは80年代半ばに活動を休止、90年代半ばに復活するが、スティーヴ・ペリーが1998年に脱退してからは、バンドに相応しいボーカリストが定着するまで試行錯誤を続けることとなった。

 しかしこうした迷走にピリオドを打つ人材は、意外なところから現れた。ニール・ショーンがYouTube上で見つけたフィリピン人ボーカリストのアーネル・ピネダである。彼は元々ジャーニーの大ファンで、彼らのレパートリーを得意としていたのだ。すぐに正式メンバーとなったアーネル・ピネダの声は、かつての黄金時代を築いたスティーヴ・ペリーの歌っていたナンバーも、全く違和感無く聴かせる理想的なものだった。

 こうして新たなラインナップとなった彼らは、昨年10月に最新アルバム『レヴェレイション』をリリース。そのディスク2にかつての代表曲を現在の編成でリメイクした11曲を収めているあたりにも、過去と未来を繋ぐ理想的な編成となった喜びが現れている。こうしたいきさつもあって、今回の来日では、往年のヒット曲も交えつつ、前向きなパワーに満ちたステージを披露してくれるに違いない。(2009/1/16)