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チケットぴあコラム

エイジア

 プログレ・シーンのビッグネームによるスーパー・グループ、エイジアがまたも日本にやってくる。2007年にオリジナル・メンバーでの来日を果たして以来、日本でのライブ盤も発表してきた彼らだが、現在はニュー・アルバムの制作を進めているため、いち早く新曲の披露も期待できる気配濃厚とあって、さらに注目を集めることになりそう。

 エイジアは1982年に『詠時感~時へのロマン』でアルバム・デビューしている。当時のメンバーは、ジョン・ウェットン、スティーヴ・ハウ、カール・パーマー、ジェフ・ダウンズ。それぞれキング・クリムゾン/UK、イエス、EL&P、バグルスといった人気グループで活躍してきたプログレッシブ・ロックのビッグネーム揃いとあって、スーパー・グループと呼ばれていた。

 しかしプログレ・シーンは、メンバー・チェンジが激しい。エイジアの場合も1983年の初来日公演時には、すでにジョン・ウェットンが脱退し、ボーカルはグレッグ・レイクが務めている。その後、ジョンは復帰したが、スティーヴ・ハウが脱退するなど、メンバーは入れ替わり続け、ジェフ・ダウンズが長い間グループを支えていた。

 ところが21世紀に入ってからジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズが、デュオでアルバムを制作し、さらにエイジアも2006年にオリジナル・メンバーによるツアーを再開。2007年には日本でもステージを行っている。自分たちのヒット曲のみならず、イエス、EL&P、キング・クリムゾン、バグルスの曲も披露されたこのライブは大好評を博し、日本公演の模様は、『ファンタジア~ライヴ・イン・トーキョー2007』という二枚組のライブ盤としてリリースされている。それに加えて翌2008年には、このラインナップとしては実に25年ぶりとなるスタジオ・アルバム『フェニックス』を携えて、再び来日公演を行なっている。

 2009年にはエイジアと並行するウェットン&ダウンズでの来日公演も行っているが、今回はオリジナル・メンバーのエイジアによるステージ。しかも現在は新作の制作を進めているとのことで、新曲をいち早く披露してくれる可能性も濃厚。幾多の危機を乗り越えて築き上げてきたチームワークによるダイナミックな演奏に期待したい。(2010/1/15)