チケットのことならチケットぴあチケットぴあ

こんにちは、ゲストさん。会員登録はこちら

チケットぴあコラム

ブラック・アイド・ピーズ

 全米ナンバー1ヒットとなった『ブン・ブン・パウ』をフィーチャーした最新アルバム『The E.N.D.』を6月にリリースしたばかりのヒップホップ・チーム、ブラック・アイド・ピーズの来日公演が決定。すでにグラミー賞の常連となっているほどのポピュラリティを持ちつつ、さらに音楽的な前進を目指す彼らの底力を見せつけてくれる。

 グラミー賞の常連のヒップホップ・グループであり、シングル『ブン・ブン・パウ』の全米ナンバー1ヒットでさらに勢いづいているブラック・アイド・ピーズ。華々しく活躍している現在の彼らの姿しか知らない人には意外かも知れないが、実はブラック・アイド・ピーズが成功するまでには長い下積みがあった。中心メンバーのウィルとアップルは、前身グループの時代には、イージー・Eが経営するルースレスと契約していたが、レコーディングされたアルバムはお蔵入りとなり、イージー・Eの死とともに契約も失ってしまう。しかしそれにもめげず、タブーを新メンバーに迎え、ブラック・アイド・ピーズという名前で新たなスタートを切り、ようやく1997年にインタースコープから『ビハインド・ザ・フロント』でアルバム・デビューを飾り、ロック・フェスティバルにも積極的に参加して、人種を越えたファン層を持つユニークなヒップホップ・グループとして注目を集めるようになった。

 こうした流れの中でウィルはソロ・プロジェクトでの活動でも評価を高め、さらに2003年から紅一点のファーギーが、正式にメンバーとして加わり、サード・アルバム『エレファンク』、2005年の四作目『モンキー・ビジネス』と、勢いを加速してきた。

 今年6月に届けられたアルバム『The E.N.D.』は、実にそれから4年ぶりとなる待望の新作で、エレクトロ・ミュージックの要素を積極的に取り入れ、音楽性をさらに広げている。彼らはこれまでに何回も日本のファンの前でステージを披露しているが、特に今回は、東京、大阪、神戸、浜松、名古屋にわたって大規模なジャパン・ツアーを展開することになっている。認知度の部分でも、クリエイティブな勢いという意味でも、まさにのりまくっている彼らだけに、圧倒的なパフォーマンスを期待したい。(2009/7/24)

photo by Dimitri Daniloff