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@ぴあコラム

バックストリート・ボーイズ

 ワールド・ワイドな人気を誇るポップ・グループが、2008年に続いて来日する。ケヴィン脱退後の二作目となる2年半ぶりの最新アルバムは、タイトルも『ディス・イズ・アス』と、堂々たる自信を示すものとなっており、現在の彼らならではのスケールの大きなエンタテインメント精神に満ちたパフォーマンスを繰り広げてくれるはずだ。

 米国出身のボーカル・グループ、バックストリート・ボーイズは、日本で最も人気のある洋楽グループのひとつだ。1993年にアメリカで結成された彼らは、まずヨーロッパでブレイクし、1996年にヨーロッパや日本を含むアジア各国で、デビュー・アルバム『バックストリート・ボーイズ』を先行リリースして大ヒットを記録。本国のアメリカでは翌1997年にセカンド・アルバム『バックストリーツ・バック』をリリースしたタイミングでブレイクを果たすという経緯を辿っている。彼らのアルバムはオリコン・チャートでも揺るぎないポジションを築いており、来日公演も2001年、04年、06年、08年とたびたび行なっており、そのたびに多くのファンを魅了してきた。

 彼らはそれ以降も順調にヒットを連発してきたものの、2006年にはケヴィンが脱退して転機を迎える。その新生第一弾となった2007年のアルバム『アンブレイカブル』を、最も熱狂的に受け入れたのは、アメリカでもイギリスでもなく、実は日本だった。そんな彼らの最新作は今年9月にリリースした『ディス・イズ・アス』。本作発表後は、10月からヨーロッパ・ツアーをスタートしており、2010年にかけてワールド・ツアーを展開。今回の来日公演もその一環として実現するものだ。

 最新アルバムの内容は、比較的ロック・サウンド寄りのアプローチが多かった近年の作品から路線を修正し、従来のR&Bテイストが濃厚になっている。“これが僕たちだ”というタイトルには、現在のラインナップで進むべき道を邁進する自信と同時に、自分たちの原点に立ち返ったという意識を示したものでもある。そうしたこともあって今回のツアーでは、元々彼らが得意としてきたダンサブルなパフォーマンスを活かしたスケールの大きなエンタテインメントを存分に繰り広げてくれそうだ。(2009/11/6)