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チケットぴあコラム

live image 7 sept

 ヒーリングをキーワードに、クラシック、ポップス、ジャズ、タンゴなど、ジャンルの枠を越えた多彩なラインナップが一堂に会する好評のオムニバス・ライブ“live image 7 sept”。2月にリリースされたばかりのアルバム『image 7』と連動する今回は、新たな顔ぶれが加わり、さらに豪華な内容に。この場ならではの組み合わせに注目だ。

 フェスティバルの定着もあって、オムニバス形式のライブ・イベントにも様々なパターンが見られるようになってきた。しかしこの“live image 7 sept”は、かなりユニークなコンセプトを持つコンサートだ。なにしろこのステージに立つアーティストは、レーベルや所属事務所はもちろんのこと、CDショップで作品が置かれているジャンルさえも、バラバラという珍しいラインナップなのだ。

 その顔ぶれを見てみると、ジャズ・クラシック・現代音楽の要素を融合させた作曲家でありピアニストでもある加古隆。日本を代表するバンドネオン奏者、タンゴ演奏家として知られる小松亮太、今年デビュー25周年を迎えるアコースティック・ギター・デュオのゴンチチ。奄美大島の出身で、島唄の要素をポピュラー音楽に導入した元ちとせ。そのゴンチチや元ちとせのレコーディングにも参加してきた作曲家でありアレンジャーでもある羽毛田丈史。日本のバイオリンの第一人者であり、クラシックにとどまらない幅広い活躍を展開している古澤巌。TVのドキュメント番組で使用された楽曲がきっかけとなって知名度を広げてきた作曲家の松谷卓。昨年引退したオーボエ奏者、宮本文昭と入れ替わるように昨年デビューを飾った宮本の次女でバイオリニストの宮本笑里といった具合だ。

 彼らの共通点は、2月6日にリリースされたヒーリング系のオムニバス・アルバム『image  7』に参加しているということだ。この『image』シリーズは、2000年にリリースされた第一弾がオリコンの総合チャートで1位になったことでも有名な人気企画。ジャンルや活動スタイルの違いから、通常のコンサートだったらあり得ないような組み合わせとなっているこのコンサートで、一体彼らはどんなステージングを行うのか? 日本のコンサートの状況に一石を投じる意欲的な企画だけに、大きな注目を呼ぶに違いない。(2008/2/29)