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@ぴあコラム

ストレイテナー

 元ART-SCHOOLの大山純がギタリストとして加入し、4人編成となったストレイテナーが、新生第一弾となるニュー・アルバム『Nexus』を携えて全国ツアーを展開中。しかもツアーのファイナルの会場は、なんと日本武道館! グレード・アップして新しいステップに突入した彼らの新境地を、思う存分アピールするステージとなるに違いない。

 ストレイテナーは、活動を続ける中で、編成も含めてグレード・アップしてきたロック・グループだ。彼らが1998年に活動をスタートした時は、ソングライターでありボーカル&ギターを担当するホリエアツシとドラムスのナカヤマシンペイの二人だったが、メジャー・デビューを果たした後の2004年にART-SCHOOL、ZAZEN BOYSなどで活動してきたベーシストの日向秀和が加入してトリオに。さらに昨年になって、かつてART-SCHOOLで日向と活動を共にしていたギタリストの大山純が加わり、四人編成へと変化して、“Hello Miss Weekend Tour”を展開している。

 現在の編成となった新生ストレイテナーにとっての初のアルバムは、“きずな”という意味のタイトルを持ち、今年の2月にリリースされた『Nexus』。この作品はいつになくメッセージ性をストレートに打ち出すようになったのに加え、サウンドの部分でも、ホリエがキーボードも積極的に弾くなど、大きな飛躍を感じさせる内容だ。クリエイティブな勢いを増すのと同時に、ウィークリーのアルバム・チャートでも、5位という好成績を収めている。ライブにおいても、サンプリング、打ち込みなどでバリエーションを出していた以前の楽曲を、四人の生演奏で繰り広げるなど、それぞれの楽曲の持ち味を掘り下げたアンサンブルの可能性を重視した方向へと変化している。

 そんな彼らが3月からスタートしている“Nexus Tour”のファイナル公演は、日本武道館という大舞台で行われることになった。「トリオでやれることはやりきった」という自負のもとに新境地へ突入した現在のストレイテナーは、チャート・アクションも含めて、まさにあらゆる方面で上り調子にある。今回のツアーでは、そうした化学変化の凄みを発揮して、新たなファンを多数獲得するようなステージを見せてくれることは間違いない。(2009/3/13)