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チケットぴあコラム

UVERworld

 メンバー自身が最強のアルバムと自負するサード・アルバム『PROGLUTION』を1月に発表したばかりのUVERworldが、全国ツアーをスタート。アルバムのタイトルは“革命の先駆者”という意味を持つだけあって、相次ぐシングル・ヒットを放って来た彼らが、豊穣な音楽性とストレートなメッセージ性を真っ正面からアピールしてくれそうだ。

 UVERworldは、作詞作曲の中心であり、ボーカルとプログラミングも担当するTAKUYA∞をはじめ、克哉、彰という二人のギタリスト、そしてベースの信人、ドラムスの真太郎からなる滋賀県出身の5人組。2005年7月6日にシングル『D-tecnoLife』で、メジャー・デビューと同時にオリコン初登場4位を獲得、それ以来多くのヒット・シングルを放ってきたミクスチャー・グループである。

 しかし彼らが1月に発表したばかりのサード・アルバム『PROGLUTION』は、そうしたヒット・メイカーとしてのイメージよりも、アルバム・アーティストとしての側面を強くアピールする内容となっている。曲調はハードなギター・サウンドからプログラミングを駆使したダンサブルなものまでバラエティに富んでおり、前半でアグレッシブなロック・サウンドを叩き付けた後、クラブ対応の楽曲を繰り出すという構成で、音楽性の豊かさをアピールしている。

 とはいえ今回のアルバムの特色は、そうした音楽性のみならず、今という時代に向けてひたむきにメッセージを打ち出していこうとする、生真面目なまでの姿勢も見逃すことはできないだろう。それを象徴するのが、ジャケットの帯に掲げられた「もう音楽じゃ世界は救えないことは分かっている。でも僕は一人になっても諦めない。」というキャッチ・コピーだ。今回のアルバム・タイトルである“PROGLUTION”という言葉は、PROGENITOR(創始者、先駆者)とREVOLUTION(革命)を組み合わせたもので、革命の先駆者を意味している。歌詞の内容もラブ・ソングは少なく、もっと大きな世界観をリスナーに向けで訴えてくるものが大半だ。

 今回のツアーはこのアルバムを携えて行われるだけに、ステージにおいても強い意志に満ちたメッセージ性濃厚なパフォーマンスで、観客を惹き付けてくれるだろう。(2008/2/1)