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チケットぴあコラム

The PRODIGY WARRIOR'S DANCE FEST

 5年ぶりのニュー・アルバム『インベイダーズ・マスト・ダイ』をリリースしたモンスター・グループ、ザ・プロディジーをヘッドライナーとするフェスティバル。カナダ出身のエレクトロ・デュオ、MSTRKRFT(マスタークラフト)、ロンドンをベースとするautoKratz(オートクラッツ)など、ダンス・ミュージック界の鬼才と共に、エキサイティングなステージを展開してくれる。

 ザ・プロディジーがデビューした1991年のイギリスは、いわゆる“セカンド・サマー・オブ・ラブ”と呼ばれるダンス・ミュージックの盛り上がりの真っ最中だった。彼らはそうしたところから、ドラムンベース、ブレイクビーツといった手法を駆使して、元々はアンダーグラウンドな動きであったレイブ・カルチャーの代表的なアーティストとして台頭してきた。その猛威に世界中がひれ伏したのはサード・アルバム『ザ・ファット・オブ・ザ・ランド』をリリースした1997年。英米を含む全世界22ヵ国で初登場1位に輝き、全世界で1000万枚を超えるセールスを記録したのである。

 あまりにも大きな成功を収めたため、世界ツアーを終えてからのグループは休止状態だった時期もあるが、21世紀に入ってから本格的なライブ活動を再開。2004年には7年ぶりとなるアルバム『オールウェイズ・アウトナンバード、ネヴァー・アウトガンド』を発表している。ただしこの作品は中心人物のリアム・ハウレットのソロ・プロジェクトに近い体勢で制作されており、MCやボーカルを担当するキース・フリントとマキシムは参加していなかった。

 そしてそれから5年。今年2月に彼らは5作目のアルバム『インヴェイダーズ・マスト・ダイ』を、新たに設立した自分たちのレーベル“テイク・ミー・トゥ・ザ・ホスピタル”からリリース。全英チャートやオリコン洋楽チャートで1位を獲得し、新たなサイクルでの快進撃を開始した。

 そしてその新作を携えた彼らがヘッドライナーを務めるフェスティバルが、日本で行われることになった。他に登場するのはカナダ出身のエレクトロ・デュオのMSTRKRFT(マスタークラフト)や、ロンドンをベースとするautoKratz(オートクラッツ)など。ダンス・ミュージック・シーンの重鎮を主役とするエキサイティングなイベントを、思う存分堪能しよう。(2009/7/10)