About the performance
20世紀ウィーンの天才作曲家アルバン・ベルクが、社会の抑圧と人間の欲望を音楽で描き出した『ルル』。
これまで“魔性の女”として語られてきた主人公ルルを、演出家カロリーネ・グルーバーは「社会の犠牲者」として表現。
コンテンポラリーダンサー中村蓉が「ルルの魂」として舞い、彼女の抑圧と解放を進退で表現する。
“ルルは死なない”―ベルクが未完のまま遺したこの作品を、現代の価値観で生まれ変わらせる、東京二期会の挑戦。
■ストーリー
貧民街に生まれた少女ルルは、新聞社の編集長シェーン博士に拾われ、彼の理想の女性として育てられる。
男たちの欲望と幻想の中で、名前も奪われ、役割を与えられながら生きるルル。
愛され、裏切られ、所有され―それでも彼女の奥底には、まだ誰も知らない〈ほんとうのルル〉が息づいている。
彼女が最後に見つめるものは、愛か、自由か、それとも……
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指揮:オスカー・ヨッケル
演出:カロリーネ・グルーバー
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
■配役
<カルッツかわさき公演>
ルル:宮地江奈
ゲシュヴィッツ伯爵令嬢:豊島ゆき
劇場の衣裳係、ギムナジウムの学生:持田温子
医事顧問:峰茂樹
画家:岸浪愛学
シェーン博士:黒田祐貴
アルヴァ:澤原行正
シゴルヒ:山下浩司
猛獣使い、力業師:菅原洋平
公爵、従僕:市川浩平
劇場支配人:倉本晋児
ソロダンサー:中村蓉
<新国立劇場公演>
ルル:冨平安希子(4/17・19) / 宮地江奈(4/18)
ゲシュヴィッツ伯爵令嬢:川合ひとみ(4/17・19) / 豊島ゆき(4/18)
劇場の衣裳係、ギムナジウムの学生:郷家暁子(4/17・19) / 持田温子(4/18)
医事顧問:峰茂樹
画家:大川信之(4/17・19) / 岸浪愛学(4/18)
シェーン博士:大沼徹(4/17・19) / 黒田祐貴(4/18)
アルヴァ:山本耕平(4/17・19) / 澤原行正(4/18)
シゴルヒ:狩野賢一(4/17・19) / 山下浩司(4/18)
猛獣使い、力業師:北川辰彦(4/17・19) / 菅原洋平(4/18)
公爵、従僕:高柳圭(4/17・19) / 市川浩平(4/18)
劇場支配人:金子宏(4/17・19) / 倉本晋児(4/18)
ソロダンサー:中村蓉