―― サッカー選手の役でしたが、以前からサッカーをプレイするのは好きでしたか?
見る方が好きでしたが、実際にプレイしてみて、これはいいなと思うようになりました。最近では時間があれば、友達と一緒にプレイしています。
―― とても上手かったので、他のスポーツ選手の役柄も出来そうですね
個人的に運動は全部好きです。バスケットボールやスノーボードは実際にやっているので、機会があれば、(役も)やってみたいですね。
―― 初めての俳優活動の感想は? また、歌手活動との違いは?
だいたい一緒ですが、やり方やスタイルが違います。アーティスト・ユンホのイメージは、ステージ上では、タフで強いイメージがあると言われます。俳優のユンホは、柔らかくて優しいイメージをもっているという部分があって、僕の新しい一面を見せることができて嬉しいです。
―― ボングンのサッカー選手としての強みはゴールを決めることでしたが、アーティストのユンホ、俳優のユンホ、一個人のユンホ、それぞれの強みは?
アーティストのユンホは、3分間の中で、インパクトを与え、魅せなければいけない。これは、全てに共通することですが、自分を信じることが重要です。
俳優ユンホは、コミュニケーションが一番。相手の俳優と呼吸を合わせ、バランスをとることが大事です。
僕自身は、ボングンと同じだけど、苦しいことがあっても、前向きな考えで一生懸命頑張ります。これがいい結果になる!
※ボングンは、ドラマでのユンホの役名
―― ボングンと似ていますね?
はい、ボングンと似ている部分だけど、やり方がちょっと違うかな(笑)
―― 川に落ちて気絶したり、炎をくぐり抜けるなど、ハードな撮影でしたね。支えになったものは?
僕は新人俳優だったので、「アーティスト・ユンホのイメージとは違う、新人なんだ」という気持ちで頑張りました。経験したことがないことばかりだったので、「これはどうしよう?」と、"自分の中のボングン"に聞きながら挑戦しました。
―― ひとりの男として、どんなこだわりをもっている?
僕が決めているのは、何があっても後悔しない事。自分が選んだ道が悪くても、その先に、似ている道や違う道があって、それらを選ぶこともできる、それが人生だと思います。また、一生懸命頑張れば、いい結果につながると思います。僕の先輩たちが、いつも僕にそう言ってくれます。
―― 本当にまっすぐで、ボングンみたいですね?
僕もストレートに言うタイプで、似ている部分もありますが、違う部分もありますよ。今までリーダーとしてやってきたので、自分自身に厳しく、周囲を見ながら仕事をするスタイルですが、ボングンは、自分だけを信じてまっすぐにいくタイプ。僕から見ても、それがボングンの魅力だし、僕もそんな人間になれるように頑張っています。
―― 勇気を与えるドラマでしたが、ユンホさんが思う名台詞は?
チームメイトと食事をするところで、(嫌がらせをする仲間に)自分の状況を正直に話すシーンに「正々堂々と戦え!」(第9話)というセリフがあります。短い言葉だけど、ボングンのいろんな気持ちが入っています。
―― 日本で好きな作品や出演については? また共演してみたい俳優は?
(出演は)いい機会があれば、いろんなイメージのできる役にチャレンジしたいです。強いキャラクターをもった刑事や、男らしく見える役に挑戦したいですね。(日本で好きな作品は)たくさん見たので…。(考えながら)木村拓哉さんのドラマ『MR.BRAIN』が印象に残っています。映画『DEATH NOTE』もよかったです。
僕は新人だし、皆さんスゴい人たちなので、どなたと共演しても光栄ですよね。特に挙げるなら、金城武さん。日本はもちろん、アジアで活躍しているし、自分だけのスタイルを持っている俳優だと思います。
―― 少し前に韓国で、3Dコンテンツ協力関連記者懇談会に出席されましたが、3Dで見てみたい映像は?
最近観たのは映画『アバター』。スポーツの試合は、3Dで観たらスゴいと思います。サッカーとか観たら、ボールが(飛び出すジェスチャーで)ブ~ンて(笑)。 宮崎駿さんの作品が好きなので、アニメだけでなく、映画にしたら面白いと思うので、3Dもいいですね。大好きなので、ウケると思いますよ!
―― 将来的に監督などの制作に興味は?
書く事が大好きなので、監督より、シノプシス(脚本)を書く方がいいですね。シノプシスを書く事は、子どもの頃から自分なりに少しずつやって来ました。今見たら、笑ってしまう物ですけど(笑)。興味はありますよ。アーティスト、俳優、ミュージカルなど、見せたい部分をちゃんと見せられた後、余裕ができて、機会があったらお見せしたいですね。でも今はまず、やらなければいけない事を中心に頑張りたいです。
―― 新しい挑戦として、ミュージカルに出演されますね?
少しずつ練習が始まりました。ボングンとはまったく違う…(笑)。ボングンは貧乏なイメージでしたが、今度は皇子の役で、(自分の)行動もそろそろ変わってきています。
―― 役に入り込むタイプですね
はい。そうですね。なので、今日は、僕の中にふたりがいます(笑)
―― ファンへメッセージを
新しいユンホの姿を見せるために頑張っていますので、これからも、大きな応援宜しくお願いします!
初主演ドラマをPRするユンホ(東方神起)