チケットのことならチケットぴあチケットぴあ

こんにちは、ゲストさん。 会員登録はこちら

@ぴあインタビュー

エスコルタ

エスコルタ
ポップスボイスの結城安浩、バリトンの吉武大地、テノールの田代万里生の3人のソロ・ボーカリストによるクラシカル・クロスオーバーグループ、ESCOLTA(エスコルタ)。2007年にアルバム『愛の流星群』でメジャーデビューを飾ると、美しくも重厚なアンサンブルで一躍注目を浴びる。2009年1月より現在の3人編成で新しいスタートを切り、2010年11月に3rdアルバム『GLORIA SIRENA』をリリースした。
そんな彼らがデビュー前より続けているシリーズ・コンサート「Singing Drama」を、今年は2月と8月で開催した。デビュー5周年を迎える来年2月には、東京国際フォーラム ホールCで開催が決定。これまでの活動を振り返りながら、来年のコンサートについて聞いた。

――そもそも「Singing Drama」というタイトルはどうやって生まれましたか?


田代 「オペラやミュージカルなど“舞台”のストーリー要素を歌で出せないかというところからスタートしました。普通のコンサートだけではなく、僕ら3人のこれからの未来だったり、お客さんの人生だったり、ESCOLTAの音楽を通して、物語を一緒に作っていくようなコンサートにできたらなって」

結城 「ドラマチックな歌っていま少ないと思うんですよね。僕たちは1曲を3人で歌い継ぎ、それだけでストーリー性やドラマがある。僕たちのステージは歌っていうよりも、歌にドラマがあるっていう意味で「Singing Drama」って付けたんだっていま思い出しました(笑)」

――今年の「Singing Drama」は2月と8月に開催されています。2月のコンサートは3rdアルバム『GLORIA SIRENA』のタイトルですね。


田代「ピアノとカルテットによる編成で、3rdアルバムを生の演奏で実現するというステージでした。メンバーの変動があって、3rdアルバムは3人で正式に出した初めての作品で、その第一歩目の集大成。かなり盛りだくさんな内容でした」

――そして、8月のコンサートは“未来への扉”というタイトルでした。


結城「このコンサートはピアノとバイオリンだけで3人が歌を歌うっていうシンプルなものだったんですけど、シンプルだからこそ、僕たちの歌とメッセージが伝わったと思います。歌一本で勝負できるESCOLTAが表現できました」

吉武 「今までもピアノ一本でやったこともあったし、ストリングスチームでやることもありました。ピアノとバイオリンでやったことによって、より僕たちの歌声が伝わったと思う。楽しんでいただけたと思いますよ」

――“日本の歌のコーナー”というのも長年歌い続けられてますが、その理由は?


田代「ESCOLTAのジャンルはクラシカル・クロスオーバーですけど、デビュー曲は、阿久悠さんや谷川俊太郎さんたち、日本の言葉に関して熟知し尽くしている方々に書き下ろしていただいて。そこから歌い始めたら、日本の歌をもっとちゃんとしていきたいねっていう気持ちになり、誰でも知ってる唱歌や童謡を歌うようになりました。しかも、リーダー(結城安浩)のギター一本で歌ったり、3人だけの世界観や3人で遊んでる雰囲気が伝わるようにアコースティックコーナーを作ったりしてます」

――「Vivere(ヴィーヴィレ)」という楽曲は2月、8月の両方で歌われていますね。


吉武「以前からこの曲を3人でやってみたいねっていう話から歌ってみて、とてもいい感じだったという感触があって。“Vivere”っていうのはイタリア語で“生きる”っていう意味で、震災後のコンサートということもあり、“みんなで力を合わせて生きていこう”という意味で歌いました」

――来年2月のコンサートはどんなものになりそうですか?


田代「まだ具体的に内容はフィックスしてないんですけど、初めてESCOLTAを観る方でも楽しめるような選曲を考えています。オリジナルにこだわらず、誰でも知ってる、童謡でも唱歌でもないカバー曲も新しく披露していきたいなと思っています」

吉武「今回はより多くの人たちに聴いていただきたいという気持ちが強いので、いままでやってなかったESCOLTAとしてはチャレンジするような内容になると思います」

――お客さんにはどんな風に楽しんでもらいたいですか?


吉武「ひとつの物語を観ているようにしたいので、そこを楽しんでいただきたい。あとは、一緒に歌ってもらいたい。とにかく楽しんでいただきたい!」

田代「バレンタインも近いので、ラブソングス的なことを考えてたので、カップルやご夫婦に来てもらって、音楽を楽しんでいただくとともに仲良くなっていただけたらと。前回は“日本頑張ろう”でしたけど、そこよりもう一歩先に進んだところで、音楽を楽しんでいただきたいです」

結城「2012年はデビュー5周年の節目の年。いままでのESCOLTAの集大成はもちろん、新しいESCOLTAを観ていただいて、もっと愛してもらえるようにと思ってます。僕らのコンサートの魅力は、ひとりひとりの声はもちろんですが、ジャンルの違う3人の声があわさる瞬間、その突き抜けるような歌声を聴いていただきたい。ぜひ生で体感していただきたいです」

――それぞれソロとしても活動されていますが、ESCOLTAの活動とどんな関係にありますか?


田代「ESCOLTAは最初のオーディションのときに、それぞれがカルチャーショックを受けまくったところから始まりました。そのカルチャーショックも慣れて同化してしまってはつまらないし。僕はミュージカルなどのソロ活動をやっているおかげで、3人でのリハーサルでは以前とはなにか違う、おもしろくなってるなとか、いまでも感じます。そういうのはお客さんも感じるだろうし。ESCOLTAが生まれ変わり続けることで、良い方向に進んでると思います」

吉武「ソロとしてコンサートだったり、生の声で歌ったり、マイクを使って歌ったり、作曲をしたりするようになって。そして3人で集まったときに刺激を受けあうんですけど、相乗効果で良くなっていると思ってます。ソロの活動とESCOLTAのコンサートが常に通じ合うようになってきました」

結城「僕はソロでシンガーソングライターをやっているのですが、僕にとってESCOLTAはいつも新しいメロディだし、チャレンジしなくてはいけないこと、勉強しなくてはいけないことがたくさんあって。ESCOLTAをやってると自分の幅がすごく広がって。そして、自分ではあまり気づかないことでも、歌手の仲間がそばで見てくれているというのが安心材料になるので。そういう意味でもとても助かっていますね」

――互いの変化は感じますか?


結城「万里生はミュージカルで違うジャンルの曲を歌って、幅がすごい広がってきたなあと。ポップの歌い方がさまになっていて。大地はソロでコンサートをやっているので、ESCOLTAのコンサートでは冷静な判断やテーマを出してくれて、プロデューサー的な思考も出てきてて、すごいなぁと思います」

吉武「結城くんもESCOLTAをやるようになって、クラシックホールで生声で歌うようになって。びっくりしました」

結城「生のホールでは、自分が歌った声がお客さんに届いて、その響いたものが僕のところに戻ってくる。僕はこういう声をしてたんだと、新しい感動があって。これからも続けていき、ESCOLTAへ持ち帰りたいなと思います」

――最後に今後の目標を教えてください。


田代「ずーっと歌い続けていくことが、簡単なようでいちばん難しい。みんな支えられ応援いただきながら、3人で歌いつづける。一番の目標はそこです。そして、いずれはオリジナル楽曲をフルコーラス、フルオーケストラでやってみたいですね。」

吉武「ESCOLTAのツアーで47都道府県すべてをまわりたい。いろんなところで皆さんとご一緒したいなあと思います」

結城「僕は紅白に出たいです。ESCOLTAをみなさんに知ってもらいたい。年末はあけてありますよ!」


取材・文:門宏


【infomation】
★ESCOLTA Singing Drama 2012
日時:2012/2/10(金) 18:30開場 19:00開演
会場:東京国際フォーラム ホールC


★フリーライブ決定!
「東京ミッドタウン ミーツ ホールマーク グリーティング ガーデン 2011」
11/12(土) 15:30-16:00
@東京ミッドタウン プラザ1F STARBUCKSCOFFEE TOKYO MIDTOWN COMPLEX STUDIO店 ウッドデッキ部