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チケットぴあインタビュー

妖精帝國

妖精帝國
昨年12月に発売したベスト・アルバム『gothic lolita agitator』を手に、4月より東名阪ツアー“妖精帝國第伍回公式式典「Live g.l.a Tour」”を開催する妖精帝國。東京での公演は、4月17日・新木場STUDIO COAST。
みずからのコンサートを「式典」、その式典に集まるファンたちを「臣民」と呼ぶ妖精帝國のメンバーたち。独特なその世界観の魅力を、妖精帝國終身独裁官の称号を得たヴォーカルの“ゆい”様に伺った。

――この4月、再び臣民たちを集めた「妖精帝國第伍回公式式典「Live g.l.a Tour」が、東名阪を舞台に開催になります。その話へ入る前に、「妖精帝國とは一体何者か!?」という話からお願いできますか??


「いいだろう。まずひとつ、「妖精帝國」とはわたしが棲んでいる國の事だ。そしてもう一つは、我々が実際に活動しているバンドの名前だ。正しくは妖精帝國第参楽隊という」


――妖精帝國を語るうえで欠かせないものに、「gothic lolita」というコンセプトがあります。


「これまでに妖精帝國は、『GOTHIC LOLITA PROPAGANDA』『Gothic Lolita Doctrine』という2枚のアルバムを発売。つい先日も、「gothic lolita」シリーズを締めくくるベスト盤として、2つの新曲を収録したアルバム『Gothic lolita agitator』を流布したわけだが。わたしは、これらの作品へ収録した曲たちの中へ、“gothic lolitaの精神”と言うか、「少女性」という感情を、様々な言葉を介して記してきた。 「少女」というのは、じつに「危険な存在」だとわたしは思っている。“純粋かつ天真爛漫な面”もあれば、“みずからを傷つけてしまう狂気性”をはらんでいたり。それまで笑っていたかと思えば、突然泣きだしたり。そういう不安定で、「触れたら壊れてしまいそうな存在」。そんな「少女が心に持ついろんな側面」がわたしは大好きで、それを、これまでの作品では表現してきたし。その「少女性」こそが、わたしの表現の核になっている。しかもそれが、そのまま妖精帝國の一つの特色にもなってるというわけだ」


――先ほど、「gothic lolita」シリーズを締めくくると言ってましたよね。


「よくぞ、そこを捉えてくれたな。もちろん、これからも「gothic lolitaな精神」を捨て去るつもりはないのだが。次なる新しい道を切り開くうえで「一度“gothic lolitaへひと区切り”」をつけようという思いから、ベスト・アルバム『Gothic lolita agitator』を制作。通算伍回目となる式典、“妖精帝國第伍回公式式典「Live g.l.a Tour」”の開催へと至ったわけだ。今回は、わたしが妖精帝國の“妖精帝國終身独裁官”への就任後、初となる式典。現(取材)時点では、まだ詳しいことは述べることは出来ないが、「権力を駆使し得る独裁官だからこそ出来る式典」を作ろうと思っておる」


――「最前線区域」(客席前方)では、みなさんすさまじいパワー発揮しながら熱狂しています。


「“最前線区域”には、みな「飛んだり、跳ねたり、頭を振ったり、手を振り上げたり」と、激しい演奏に身悶え熱狂している臣民たちばかりが集まっているからな。もちろん、ゆったりその世界へ浸りたい「後方支援区域」(客席後方)にいる臣民たちのみなも、魂を開放し、心の中で叫んだり飛び跳ねたりしている。我々は、ネット上に「妖精帝國公式式典への参加に於ける注意事項。」という映像を流している。まずはそれを観て、「妖精帝國の式典へは、どう望めば良いのか」を理解していただきたい。そのうえで、式典に参加した臣民たちは、みずからの心を開放し、楽しんで欲しいと思っている。もちろん我々も、臣民たちの心を開放させる努力を行っていく。心を開放するかしないか、その最終的な感情は、足を運んだ臣民たちに委ねようではないか」


――ぜひ、心開放したいと思います。


「今回の式典までの流れを通し、「gothic lolita」というテーマ性の一つの完成形を、我々も見い出そうと思っている。もちろん、我々も完全燃焼する意識で望むので、臣民たちも完全燃焼する気持ちで足を運んでいただきたい。まぁ妖精帝國の激しい演奏が始まったとたん、誰もが心開放するだろうが。ぜひ、お互いに高めあいながら、最高の式典を作ろうではないか」



取材・文:長澤 智典