――20周年を迎えた今の心境は?
「20年も経ったんだ……という感じですが(笑)、歌手デビューしたときの感覚は、今でも思い出されます。私の場合は、モデルや女優として既に活動していたので、歌手デビューして、また新しい自分がはじまるんだな、っていうワクワク感がありましたね」
――デビュー当時のことを思い出すと、どんなことがよみがえりますか。
「私は音楽には昔から興味があって、小学生のころからよくレコーディングスタジオに遊びに行ってたんです。だから、歌手デビューしたときも、自分でミキサーをいじって、何テイクか歌ったものから選んで、どことどこをつなぐとか、やってましたね」
――20周年ライブを開催することが決まって、どのようなものにしたいと考えましたか。
「20周年という記念すべき年のライブなので、私ならではのものにしたいと考えたときに、ひとつには20年の歴史の長さというものがあるなと思いました。私はデビュー当時から、アーティストの方々に楽曲を提供していただくことが多かったので、いろんなアーティストと交流があるんですよね。それに加えて、プライベートで知り合ったアーティストもたくさんいるので、交流関係の広さは財産だなあ……と感じて、それを反映させたものにしたいと思いました」
――5月25日発売のアルバムでは、そうした交流のあるアーティストたちが楽曲提供しているんですよね。
「自分だからこそできるものにしたかったので、アーティストのみなさんへの曲の発注も私自身がして、“こういう感じの曲を書いてほしい”とお願いしました。私が10代だったころからシングル曲を書いていただいていた小室哲哉さんや岸谷香さんには、今回は30代になった今の私が歌う曲を作っていただきました。プライベートでは仲がいいのに、いっしょにお仕事をするのがはじめてというアーティストも多いです。みなさん、快く引き受けてくださいました」
――音楽と演技では違う魅力がありますか?
「そうですね。他人を演じないで、自分のままでポンと出て、そのときどきの自分がやりたいことをできるという部分が楽しいです」
――観月さんにとってライブの醍醐味とは?
「やっぱり、反応がすぐに返ってくるのが、いいですね。いっしょに歌を歌えて、思っていることをその場で言ってもらえるので一体感があります。地震で被災してご苦労されている方がたくさんいらっしゃると思いますが、私にできることは、作品を作ったり、テレビに出ている姿を見て元気になってもらってもらうことだと考えています。今回のライブも含め、今までと変わらない活動を通じて元気を与えることが、自分の役割だと思います。ライブで、みなさんが喜んでいる顔を見るのが、一番うれしいです」