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チケットぴあインタビュー

Qomolangma Tomato VS SuiseiNoboAz

Qomolangma Tomato VS SuiseiNoboAz
新ベーシストを迎え、強靭にしてしなやかなバンド・サウンドをさらに深化させつつあるQomolangma Tomato(3年ぶりのニュー・アルバムも完成間近!)、濃密なグルーヴとイマジネーション豊かな歌を併せ持つ3ピースバンド、SuiseiNoboAz。新たな音楽表現を追求し、現在のシーンのなかでも際立った存知感を放つ両者のツーマン・ライブ・イベントが決定。お互いの印象からイベントにかける思いまで、同世代のバンド同士による貴重な対談をお楽しみください!

――Qomolanga TomatomaとSuiseiNoboAzが出会ったのは、いつごろですか?


石井「いつくらいだっけ?」
石原「一昨年(’09年)の“東京ボアダム”が最初かな。最初のアルバム(『SusiseiNoboAz』)が出るちょっと前だから」
石井「そうか。あのころ、バーッと出てたよね。向井(秀徳/アルバム『SuiseiNoboAz』のプロデュースを担当)さんと一緒にやってるっていうのもあったし」


――2組は昨日も一緒だったそうですが。


大工原「一昨日(12/10)、つくば(パークダイナー)で対バンだったんですよ」
石井「昨日はお互いに下北沢でライブがあって。誰かが声かけたのかな?」
石原「最後は“王将”で」
大工原「(小倉が)「会いたくねえな」って言ってたら、王将で一緒になったっていう」
石原「第一声が“ごめんなさい”でした(笑)。つくばの打ち上げのとき、酔っ払ったことを謝ってて」
小倉「…すいません。」


――(笑)。お互いのバンドの印象を教えてもらえますか?


石井「まず、音がでかい。あとはグルーヴがすごいなって思ったり」
なんだろうなあ…。でも、バンドっぽいですよね」
北沢「一昨日のライブのあと、すぐバンド会議やったんですよ。“(SuiseiNoboAzの)あの音の立体感はなんだ?って」
大工原「したねえ」
櫻井「そのあと、速攻でテキーラ1本空けたらしいですね」
大工原「1本も空けてねえよ」
小倉「(笑)3人なのに、3人じゃないみたいな感じなんですよね」
櫻井「ふだんの言い方と違う…(笑)」
石原「悪態つくからね(笑)」
石井「でも、オグ(小倉)がいちばん見に行ってるよね」
櫻井「よくライブに来てくれるんですよ。Qomoのメンバーで、最初に知り合ったのも小倉さんだし」


――北沢さんはどうですか?


北沢「俺はQomoに入ってからまだ1年ちょっとくらいだし、ボアズのライブを見たのも一昨日が初めてで。ツーマンは決まってるけど、あんまり好きじゃないバンドだったらイヤだなって思ってたんだけど(笑)、ホントにカッコ良くて。打ち上げのときに、ベース教えてもらいました」
溝渕「いや、特に大したことは」
北沢「すごく個性的だな、と。ロックとかロックンロールとか、ジャンルとか名前はいろいろありますけど、いいバンドが必ず持ってるものがあるというか。ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンスとか、そういう芯のある感じで」
石井「ジミヘン…。それ、わかる気がする」
北沢「体を動かす感じだったり、あと、景色が浮かんでくるようなイメージだったり。いや、ウチも負けてないと思うけど(笑)」


――では、SuiseiNoboAzのメンバーから見た、Qomolangma Tomatoは?


石原「僕、バンドをやってないときにライブハウスで働いてたんですよ。そこでQomoがツアーファイナルをやったんですけど、歳が近いってこともあって、すげえムカついて」
全員「ハハハハハ!」
石原「悔しかったんですよね。同年代のバンドにそういう気持ちを持つことはあんまりないんだけど……趣味が合わないというか……Qomoはすげえカッコ良くて。何て言うか、レッド・ツェッペリンみたいだなって思ったんですよ。役者が揃ってて、ガッとやる感じが」
石井「あ~」
櫻井「俺もこのバンドの前にやってたバンドで、対バンしたことあるんですよ」
石井「え、そうなの?」
櫻井「(新宿)Marbleだったんですけど、そのときもQomoがめちゃくちゃカッコ良くて。終わってすぐ、楽屋に行ったんですよね。で、大工さんに“カッコよかったです”って言って。そのとき、大工さん上裸(上半身 裸)だったんですけど」
大工原「ぜんぜん覚えてねえ(笑)」
石井「何てバンド?」
櫻井「それは言えないです(笑)。だから自分にとっても、Qomoと対バンできるっていうのはすごいことなんですよね。当時から“すげえバンドだ”って思ってたから」
溝渕「男らしいバンドだなって思いますね。同世代では、あんまりいないと思います」
石原「フィジカルな感じというか。(音楽的には)ぜんぜん違うけど気持ちが近い」
石井「俺も親近感はありますね」


――どういうところが?


石井「何だろうな…。グルーヴのまとまりだったり、バンド全体がひとつの塊みたいになってる感覚だったり。自分たちのバンドも最近メンバーが変わったりして、“作っては解体する”ってことを続けてるんだけど、“エネルギーの塊”っていうのは常々、意識してて。ボアズはそれが出来てるバンドだと思いますね」


――両者とも、いい意味でシーンに属してないイメージもありますが。


石原「何ですかね? 友達が多いバンドでもないし、社交的でもないから、最近どういうバンドがいるのかもよくわからないんですけど。ただ、最近よく思うのは、俺が高校生くらいのときに好きで聴いてたバンドとは、ちょっと意味が変わってきてるような気がするんですよね。Qomoは、俺が思う正しいロックをやってるなって思います」


――なるほど。今回のツーマンライブを持ちかけたのは、どっちなんですか?


石原「僕がやりたいって思って、小倉君とか成人君に話してたんです。時期を探ったりしてるうちに、自分たちのワンマンライブに成人君が来てくれて、逆に誘ってくれたっていう」
石井「ずっと待ってたんだけど、ぜんぜん連絡が来ないから(笑)。自分たちのバンドもレコーディングをやっていて、リリースのメドがついたころだったんですよね。自主企画ライブをやろうと思ってたんだけど、ちょうどボアズのワンマンがあって、「やっぱり、ツーマンをやろう」って思って。ちょうどいい距離感なんですよね。まわりから”あそこ、仲いいよね”みたいに見られたら、やらなかったかもしれないし」


――Qomolangma Tomatoは『camouflage』以来、約3年ぶりのアルバムを制作中ということですが。


石井「録りは全部終わりました。その前は1年ごとに出してたから、久しぶり感がありますね。再始動っていう感じもあるし。新曲もちょこちょこ小出しにしてるんですけど、ツーマン・ライブまでにはもっとまとめようかなと思ってます」


――おお、楽しみです! SuiseiNoboAzは7月に2ndアルバム(『THE(OVERUSED)END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH』)をリリースして、その後はツアーもありました。


石原「そうですね。いまはちょっと宅録をやってるんですよ。友達に小林(達夫)君っていう映画監督がいて。長編を撮るって言ってるんだけど、なかなか取り掛からないから、“じゃあ、我々で勝手にサントラを作ろう”って思って」
石井「前にも映画の曲をやってたよね」


――映画「カントリーガール」(小林達夫監督)ですよね。


石原「あれは1stアルバムの音をそのまま使ってるんですよ。そのサントラを作りつつ、次のアルバムの準備も平行して進めてる感じですね。ライブに関しては、1本1本の比重を大きくしていけたらいいな、と」


――タイミング的にも絶好のイベントになりそうですね。最後にツーマンライブへの意気込みを。


石井「まあ、負けないように(笑)。ライブはいつも変わらないんだけど、”VS”って書いちゃってるから」


――「Qomolangma Tomato VS SuiseiNoboAz」ですからね。イベントへの意気込みは?


石井「うん。まあ、がんばろうかなって。
小倉「ボアズとのツーマン、ホントにやりたかったんですよ。すごく楽しみだし、たぶん、僕らのほうがいいんじゃないか、と(笑)」
北沢「またいろいろ教わりたいですね(笑)。まあ、負けてないと思うけど。
大工原「基本はいつもどおり、全力でやるってことですね。お互いの“負けない”っていう気持ちから、相乗効果も生まれてくると思うし。一昨日、対バンしたときに、そういう感じがさらに強まったんですよね。ツーマンの前にいっしょにやれて良かったと思います」
櫻井「“VS”で良かったなって思いますね。グルーヴ対決じゃないですけど、ホントにがんばろうって思うし。さっきも言いましたけど、Marbleで見たとき、“すげえな”って思ったんですよ。そういうバンドと一緒にやれるのは嬉しい。」
大工原「じゃあ、この日は脱ぐわ」
櫻井「俺も次の日は休みにするんで」
大工原「ライブ終わったあとも対決があるからね(笑)」


――壮絶な打ち上げが(笑)。溝渕さん、石原さんはどうですか?


溝渕「いやもう、いつもどおり、死ぬ気でやります。地獄の地平線を見せたいな、と」
大工原「ハハハハハ! 出た、会心の一撃!」
石原「(笑)汗臭いライブになると思いますね。仲良し同士でもないし、ショーケース的なライブでもなくて、もっとフィジカルな対決というか。がんばって、いい演奏をしたいですね。ぜひ、勝ちたいと思います」



Text:森明之 Photo:星野洋介


<LIVE>
「Qomolangma Tomato VS SuiseiNoboAz」
発売中
チケぴ Pコード156-394
▼2012年1月27日(金) 19:30
Shibuya O-Nest
スタンディング-2300円(ドリンク代別途必要)
Shibuya O-nest@03(3462)4420
MORE INFO:POP GRUOUP Recordings
http://www.pop-group.net


<CD>
■Qomolangma Tomato 
3rd ALBUM
『camouflage』
発売中
2000円
AVOCADO records
XQEH-1007

■SuiseiNoboAz
2nd ALBUM
『THE(OVERUSED)END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH』
発売中
2300円
SuiseiNorecoRd/VillageAgain
ZLCP-0045