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チケットぴあインタビュー

TAJIRI(SMASH)

TAJIRI(SMASH)

2010年3月に旗揚げし、東京・新宿をホームタウンに毎月定期大会を行ってきたプロレス団体SMASHが、11月22日に東京・JCBホールで『SMASH.10』を開催。10回目の節目に団体初となるビッグマッチが目前に控える中、エース兼プロデューサーとしてSMASHを牽引するTAJIRIが意気込みを語ってくれた。さらに、かつて世界最高峰のプロレス団体WWEの一線級で活躍したプロレス版メジャーリーガーのTAJIRIがSMASHで魅せる「新たなる挑戦」についても深く迫る!

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――SMASHでは選手としてだけではなく、プロデューサーとしても手腕を発揮されているTAJIRI選手ですが、SMASHが魅せる世界観というのは?

僕の中では、リング上で日本人選手と外国人選手による闘いのドラマが織り成されていて、まるで映画のストーリーのようなカッコイイものを見せたかったんですよ。モノクロ映像で動きが早い昔のアメリカンプロレスのような、不思議な感じがするものを作りたかったんですよね。


――今年3月に東京・新宿FACEで開催された旗揚げ戦『SMASH.1』を改めて振り返っていただきたいのですが、当日はチケットも完売し、超満員札止め600人のファンの前で船出となりました。

それこそ僕がWWEにいた頃は、何万人という観客の前で試合をするのが当たり前だったんですけど、それに負けないぐらいの600人でしたよね。やっぱり人の数ではなく、それを求めて集まってくれた方々の心の密度ですよね、大事なのは。


――あの日集まったファンの方々も、SMASHに何かを求めていたと?

正直言えば、所属選手だって特別なネームバリューがある選手がたくさんいるわけでもないですよね。それでも、やっぱり「ここには何かがある」っていう新しい期待感を持った人たちがSMASHに集まってくれたと思うんですよ。そういう喜びが僕の中で大きかったんですよ。


――会場に期待感が充満していたと。

あとは、ファンの方から「SMASHをまた観たい!」っていう声があがっている一方で、参戦した選手からも「SMASHにまた上がりたい!」っていう声があがっていることが凄く嬉しかったんですよね。どちらにとってもハッピーな空間ができあがったという部分においてなんですけど。


――11月22日、SMASHでは初のビッグマッチとなる『SMASH.10』JCBホール大会が間近に迫ってきました。

普通であれば、新宿FACEで毎月定期的にやってきたら、次のステップは後楽園ホール進出になると思うんですよ。でも、それだと当たり前すぎるし、何か大きなパワーを生み出すにはそれ以上のことをやらないといけない気がするし、団体としてそういう時期にあるんじゃないかなと。あと、JCBホールという会場自体が、SMASHが持っている空気感に凄くマッチしていると思うんですよね。


――既に全カードが出揃いましたが、TAJIRI選手から見て、このラインナップはいかがでしょうか?

旗揚げから今までやってきた総決算がここで見せられると思うんですよね。ビッグマッチだからといって、流れをまったく無視したカードもありませんし。そういう部分で、今までのストーリーがあってのJCBホール大会なので、中には「ちょっと入りにくいな」って思う人もいるかもしれませんよね。だけど、オープニングVTRや、試合前のVTRでその辺りはきちんとフォローしているので、まったく心配しないでOKですよ。


――旗揚げから約8ヵ月、これまでを振り返ってみていかがでしょうか?

僕個人としては、余計なことを考える時間もないくらい、まさにジェットコースターに乗ってるような感じですよね。今までも同じようなことはやってはいるんですけど、ショーをプロデュースする立場になってからは、今まで会ったこともないような世界の人たちと出会えたりとか、初めての経験することがあったりとか、とにかく感性が毎日磨かれまくってますよ(笑)。だから、SMASHもこれからどんどん進化していくと思います。


――難しい質問かもしれませんが、SMASHという団体をひとつの言葉で表現するとどうでしょう?

う~ん、一言で表現するなら“人生大紀行”ですかね。


――SMASHを観ることで、いろんな人生のドラマを観ることができると?

そして、きっと観ているアナタにもドラマが訪れることでしょう。もちろん、いいこともあれば、悪いこともあるのが人生なんですけど、結局は母なる大地に戻っていくわけですから、最終的に人生は悪いままで終わるはずがないんですよ。だから、自分の人生を大紀行にしたい方は、ぜひSMASHで描かれるドラマに出演のひとりとして参加していただければと思います。


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