チケットのことならチケットぴあチケットぴあ

こんにちは、ゲストさん。会員登録はこちら

チケットぴあインタビュー

サイレントシアトリカルカンパニー が~まるちょばプロジェクト 第1回公演 「a GO GO」 ケッチ!×HIRO-PON

サイレントシアトリカルカンパニー が~まるちょばプロジェクト 第1回公演 「a GO GO」 ケッチ!×HIRO-PON
パントマイムを基本としながらも、独自の表現とアイデアで、これまでにないサイレントコメディを確立してきた「が~まるちょば」。そのケッチ!とHIRO-PONの2人が、言葉を使わない役者集団「が~まるちょばプロジェクト」を旗揚げすると言う。2人だけだったが~まるちょばの世界が、3人、10人、100人になったら果たしてどうなるのか? "パントマイム=つまらない"というイメージを打破すべく、2人の新たなる挑戦が始まった。

――新しく"が~まるちょばプロジェクト"を立ち上げた理由は?



HIRO-PON「パントマイムという世界の、底辺を広げたいと思ったんです。やっぱり底辺が広がらないと、頂点も高くなっていきませんから。パントマイムを観る人口はもちろん、パントマイムをやる人口も増やしていきたいなと」



――メンバーに応募される方に期待することは?



ケッチ!「まずはやる気! それから僕は、欲張りな人がいいですね。結局僕らがやっていることって、しゃべらない分、世界中でやることが出来るわけで。だからこそ世界を塗り替える!くらいの意気込みの人に来て欲しいですね」



――第1回公演となる本作には、すでに男性2名、女性3名の新メンバーが参加しています。内容としてはどんなものに?



HIRO-PON「基本はやはりパントマイムです。そこには当然が~まるちょばのカラーが出てくるでしょうし、出さなければいけないなと。ただ彼ら、彼女らがやることで、自然とまったく違うものになっていくと思います」



――男女でチーム分けしたのはなぜですか?



HIRO-PON「パントマイムの場合、男性も女性を、女性も男性をやるべきだと思っています。そのためにも今は、男女別々のチームにしようと」



――前半は新メンバーをメインにした演目を、後半は長編『街の灯』のリニューアルをお2人でやられるとか。



ケッチ!「『街の灯』は、HIRO-PONのチャップリンに対するオマージュ的な作品です。もとの映画が素晴らしいだけに、非常にハードルの高い作品ではありますが、これまでも多くのお客さまに感動していただいて。まぁ実際やっているのは、こんなおっさんなんですけどね(笑)」



HIRO-PON「それもさっき言った、男女を分けるってことに通じるものですよね。僕らが女性を演じても感動させられるっていうのは、やはりパントマイムの力があるから。ぜひその力を多くの方に知って欲しいですし、このプロジェクトを通して、"パントマイム=つまらない"というイメージを覆していきたいなと思います」




取材・文:野上瑠美子 撮影:源賀津己


▼サイレントシアトリカルカンパニー が~まるちょばプロジェクト 第1回公演 「a GO GO」
2011年1月21日(金)・22日(土)・23日(日) サンシャイン劇場(東京都)
[出演]ケッチ! / HIRO-PON / MASA / hitoshi / ゆき / しゅく / なお
□発売中