道産子出身の犬飼淳治と津村知与支のユニット道産子男闘呼倶楽部が作・演出、蓬莱竜太の傑作作品を再演!
道産子出身の扉座の犬飼淳治とモダンスイマーズの津村知与支のユニット、道産子男闘呼倶楽部。旗揚げから10年目、作・演出、蓬莱竜太の傑作作品を再演!
2023年初演では連日満員御礼となり追加公演を実施した話題作。
下田のモーテルに宿泊している、かつて実演販売での妙技でテレビによく出演していた男と、その付き人兼マネージャーの男。
もう30年の付き合いだ。家族より長い。人生の大半は彼との記憶に埋め尽くされている。今から縁を切れるのか。裏切ることになるのか。相手はショックを受けるだろう。だけどこのままだと自分の人生は失敗だとはっきりと言える。
そしてきっと、もう遅い。
だから今日も過去に思いを馳せ、自分の人生、二人の人生を振り返ってしまう。
何でもない小さな夜も、越えるためには少し力が必要なのだ。
引き返せない、やり直せない人生をどう抗うのか、どう受け入れていくのか。
朝を笑顔で迎えるために毎夜繰り返される二人の小さな物語。