美しき夜の音楽 ― ジョン・フィールド & ベートーヴェン
美しき夜の音楽 ― ジョン・フィールド & ベートーヴェン
ノクターンは最も人気があり愛されている音楽形式のひとつですが、その生みの親であるジョン・フィールドの名はほとんど知られていません。
ベートーヴェンと同時代にアイルランドに生まれたフィールドの遺産は、ショパンに深い影響を与え、後に続く作曲家たちの道しるべとなりました。私は、聴く人にノクターンのルーツを再発見してもらい、遊び心に満ちたカスケード、予期せぬ展開、ほろ苦いメランコリーに満ちた広大な音楽の世界の旅へとお誘いしたいと思います。
今回のプログラムでは、このフィールドのノクターンに、選りすぐりのベートーヴェンのソナタを組み合わせることにしました。これにより、同時代に生きた作曲家―1人は広く賞賛され、1人はほとんど忘れられてしまった―この傑出した2人の作曲家たちの、対照的な遺産を浮き彫りにしたいと思っています。
アリス=紗良・オット
■6/26(木) 文京シビックホール
⇒プログラムほか公演詳細は公式HPにてご確認ください。
■6/28(土) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
⇒プログラムほか公演詳細は公式HPにてご確認ください。
■6/29(日) サントリーホール
⇒プログラムほか公演詳細は公式HPにてご確認ください。
■7/1(火) 愛知県芸術劇場 コンサートホール
⇒プログラムほか公演詳細は公式HPにてご確認ください。