エリーダ・アルメイダ


カーボベルデ共和国出身、新世代アフリカン・ポップスを牽引する歌姫が来日!11/5(水)愛知公演を皮切りに、全8カ所を巡るジャパン・ツアーを開催し、オリジナル曲に加え日本の楽曲も披露予定。アフリカン・ポップスの最前線を体感できる貴重なステージを、お見逃しなく。

エリーダ・アルメイダ

エリーダ・アルメイダ
公演について

民音としては初交流となるカーボベルデ共和国から、アフリカン・ポップスの歌姫エリーダ・アルメイダを招聘。日本とカーボベルデの外交関係樹立から50周年の佳節にあたる本年、カーボベルデを代表する音楽「モルナ」をはじめ、進化し続けるアフリカン・ポップスの今を紹介。


カーボベルデ共和国は、西アフリカ・セネガルの西方約620キロメートルの大西洋上に位置する島国。16世紀以降、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカの交易の中継地として重要な役割を果たし、独自の文化を築いてきた。陸地面積はおよそ4033平方キロメートルと滋賀県ほどの大きさながら、多様な文化が交差する「音楽の交差点」としても知られている。

エリーダ・アルメイダは、カーボベルデの中でもサンティアゴ島の、電気も通っていない小さな農村で1993年に生まれた。幼い頃に父を亡くし、母の行商を手伝いながら、教会で歌を歌う日々。電池式のラジオで聴いた音楽に心を打たれ、彼女は音楽の道を志す。高校時代に作詞・作曲を始めたものの、16歳でシングルマザーになるなど、決して平たんではない道を歩んできた。
転機が訪れたのは2014年。大学に通いながらバーで働き、幼い息子を育てていた彼女は、そこで偶然、著名な音楽プロデューサーの目にとまりスカウトを受ける。彼女の歌声と音楽性は絶賛され、そのわずか2ヵ月後にデビューアルバム『歌わずにはいられない』をリリースするまでに。温かくソウルフルな歌声と、彼女自身の経験から生まれたリアルなメッセージは、YouTubeを通じて多くの共感を呼び、瞬く間に注目の存在となった。
デビューアルバムはその年の年末にカーボベルデ国内で話題となり、翌2015年5月には日本を含む全世界でリリース。カーボベルデの音楽「モルナ」からアフリカ音楽をベースにラテン、サンバ、アイランドミュージックなどの影響が色濃い独自のサウンドは、国内外で高い評価を受けている。現在は母国のみならず、ヨーロッパ各地でも精力的に活動を展開中。

今回のツアーでは、カーボベルデ文化への理解が深まる公演を目指すとともに、彼女自身の苦難の幼少・青年期を経て「歌姫」にまで上りつめたサクセスストーリーをなぞりながらステージを演出。彼女のオリジナル曲だけでなく、日本の曲も披露予定。
彼女の音楽には、逆境を乗り越え、夢をつかみ取った人生からにじみ出る、深い感情とエネルギー、そして人を慈しむぬくもりが宿っている。文化が交差するカーボベルデから届く魂の歌声。進化するアフリカン・ポップスの「今」を、お見逃しなく!

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公演期間
2025/11/5(水) ~ 2025/11/18(火)
会場
大宮ソニックシティ 大ホール (埼玉県)
正和工業にじいろホール 大ホール (埼玉県)
千葉県文化会館 大ホール (千葉県)
森のホール21 大ホール (千葉県)
J:COMホール八王子 (東京都)
Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール (愛知県)
J:COM北九州芸術劇場 大ホール (福岡県)
福岡サンパレス ホテル&ホール (福岡県)