欧米のクラシック界に衝撃をもたらす若き天才ペルトコスキが自らのオーケストラを率いて、6月に来日!
■2026/6/8(月) サントリーホール 大ホール
Bプログラム
■2026/6/9(火) ミューザ川崎シンフォニーホール
Aプログラム
《Aプログラム》
躍動し、そしてむせび泣く辻井伸行とペルトコスキならではの別次元のラフマニノフに感動し
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 [ピアノ:辻井伸行]
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
《Bプログラム》
辻井伸行との奇跡の初共演に感動し、かつて聴いたことがない衝撃的マーラーを体感する一生もののコンサートがやってくる!
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 [ピアノ:辻井伸行]
マーラー:交響曲第6番 《悲劇的》
【タルモ・ペルトコスキ(指揮者)Tarmo Peltokoski, conductor】
2000年フィンランド生まれ。14歳でヨルマ・パヌラに学び、シベリウス音楽院でサカリ・オラモに師事。ハンヌ・リントゥ、ユッカ・ペッカ・サラステ、エサ・ペッカ・サロネンにも学ぶ。2022年1月、世界屈指の室内オーケストラであるドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に抜擢され一躍脚光を浴びる。同年5月にラトヴィア国立交響楽団の音楽監督兼芸術監督、9月にロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、12月にはトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の音楽監督への就任が発表され、20代前半の若さで名門オーケストラのポストを立て続けに得たことは指揮者史上に残る驚異的な出来事として高い注目を集める。さらに2026/27のシーズンからは香港フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督にも就任することが発表された。また、エウラヨキ・ベルカント音楽祭でワーグナーの楽劇《ニーベルングの指環》を指揮するなど、オペラ指揮者としても注目株となっている。2024年、名門ドイツグラモフォン・レーベルからドイツ・カンマーフィルを指揮したモーツァルトの交響曲集をリリース、その大胆で斬新な演奏は大きな話題を呼んでいる。
【トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団 Orchestre National du Capitole de Toulouse]
1737年設立の“バラ色の町”とも呼ばれるフランスの古都トゥールーズに設立された名門オーケストラ。トゥールーズ・キャピトル劇場でオペラ公演も行なう。アンドレ・クリュイタンス、ミシェル・プラッソンらが歴代の音楽監督として就任し、1968年から音楽監督、73年から芸術監督に就任したプラッソンの時代にはEMIレーベルを中心に多くのレコーディングを行うなど世界的な活動が活発となり、国際的な名声を高める。2005年、トゥガン・ソヒエフが首席客演指揮者・音楽顧問、2008年に音楽監督に就任。それまで以上の色彩感と緊密な演奏が高い評価を得て、2012年の「フィガロ」誌ではパリ管、パリ・オペラ座管と並ぶトップオーケストラに躍り出て、フランスで最も勢いのあるオーケストラとしての地位を不動のものとする。2024年、ソヒエフの後任として天才との誉れ高い若干25歳のフィンランド出身の指揮者タルモ・ペルトコスキを音楽監督に抜擢。大きな話題を呼ぶ。今回がペルトコスキとの初来日公演となる。
【辻井伸行 (ピアノ) Nobuyuki Tsujii, piano】
2009年6月「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」において日本人として初優勝を飾る。以来、世界的なピアニストのひとりとして活躍し、ニューヨークのカーネギーホールの主催公演やイギリス最大の音楽祭「プロムス」などにイギリスの著名オーケストラのソリストとして出演し大成功を収めるほか、ウィーン楽友協会やベルリン・フィルハーモニー、パリのシャンゼリゼ劇場などの世界の著名なホールで例年コンサートを開催し高い評価と多くの聴衆の支持を得ている。また、欧米の一流オーケストラからソリストとしての出演希望を数多く寄せられ、ゲルギエフやアシュケナージなどの世界的指揮者からも高い評価を受け、これまでに数多くの共演を行っている。2024年に名門ドイツ・グラモフォンと日本人ピアニストとして初の専属契約を締結。今後の世界的活躍がもっとも期待されているピアニストのひとりである。
※辻井伸行:「辻」の漢字は「1点しんにょう」が正しい表記です。