ヴェルディの傑作を、今! 過去の憎悪が、愛と血を赤く染める――。唯一無二の悲劇オペラ。
燃え上がる恋、断ち切れぬ復讐、そして衝撃の血の秘密。
同じ女性を愛した伯爵ルーナと吟遊詩人マンリーコは、知らぬまま宿命的に対立していく。過去の悲劇を背負うジプシー女アズチェーナの執念が運命を狂わせ、愛は絶望へと転じる。情熱的な音楽と劇的な展開で描かれる、ヴェルディ屈指の悲劇オペラ。
演出は、繊細な心理描写で作品世界を立ち上げる髙岸未朝。指揮には、経験豊富で様々な作品を渡り歩く飯坂純と、若手世代を代表する実力派指揮者・熊倉優が登場します。本作はヴェルディ中期の代表作として
知られ、情熱的で劇的な音楽が連続することから、世界中の歌劇場で繰り返し上演されてきた人気作。とりわけ有名な合唱曲「鍛冶屋の合唱(アンヴィル・コーラス)」をはじめ、オペラ史に残る名曲の数々が物語の世界へと引き込みます。愛と復讐、そして運命が交錯する壮大なドラマと、心を揺さぶるヴェルディの名旋律。全国共同制作でお届けする歌劇『イル・トロヴァトーレ』に、ぜひご期待ください。
■あらすじ
燃え上がる恋、断ち切れぬ復讐、そして衝撃の血の秘密。舞台はスペイン。同じ女性を愛したルーナ伯爵と吟遊詩人マンリーコは、互いの真実を知らぬまま宿命的に対立していきます。二人の間に立つのは、マンリーコを愛する貴婦人レオノーラ。激しく揺れ動く想いが、やがて取り返しのつかない悲劇へと人々は導きます。その背後には、過去の悲劇を背負うジプシーの女アズチェーナの存在があります。かつて母を火刑に処された復讐のため、彼女はルーナ家に深い恨みを抱き、長年胸に秘めてきた執念が運命を大きく狂わせていき物語は衝撃の結末へと突き進みます。
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ
〈全 4 幕〉
第 1 幕 [決闘] アリアフェリア宮殿/宮殿の庭
第 2 幕 [ジプシーの女] ビスカヤの山中/修道院の中庭
第 3 幕 [ジプシーの女の息子] 野営地/城の礼拝堂
第 4 幕 [処刑] アリアフェリア宮殿城壁の近く/宮殿内の牢獄
[演出]
高岸未朝
[出演]
マンリーコ:笛田博昭(全日程)
レオノーラ:佐藤康子(石川公演)、木下美穂子(大阪公演・東京公演)
アズチェーナ:清水華澄(石川公演)、谷口睦美(大阪公演・東京公演)
ルーナ伯爵:青山貴(石川公演)、大西宇宙(大阪公演・東京公演)
フェランド:三戸大久(石川公演)、田中大揮(大阪公演・東京公演)
イネス:梨谷桃子
ルイス:中井亮一
[指揮]
飯坂純(石川公演・大阪公演)、熊倉優(東京公演)
[演奏]
石川公演:オーケストラ・アンサンブル金沢
大阪公演:大阪フィルハーモニー交響楽団
東京公演:ザ・オペラ・バンド
[合唱]
石川公演:金沢オペラ合唱団
大阪公演:枚方シティオペラ合唱団
東京公演:ザ・オペラ・クワイア