第三十一回あきの螢能


クライマックスに数百のホタルを一斉に夜空に放ち、深淵の闇の中に淡い光の筋が無数に描かれる光景は圧巻。

チケット情報

公演エリア

公演について

あきの螢能とは、奥大和の里、阿紀神社境内の屋外能舞台で毎年6月に行われる能のこと。この能ではクライマックスに達する場面で会場の全ての明かりを消し、数百のホタルを一斉に夜空に放ちます。深淵の闇の中に淡い光の筋が無数に描かれる光景は圧巻。そしてその光が鎮守の森に吸い込まれて周りの景色に溶け込んでいくさまこそ、この地でしか見られない幽玄の世界を創りあげています。
あきの螢能が行われる阿紀神社は神代に創建され、崇神天皇の御代(564~632)の4年間は倭姫が天照大神をお祀りしたとして知られる由緒ある神社です。
その始まりは、およそ300年前に宇陀松山藩主 織田長頼公が能舞台を寄進し、武士や町民が集まって能を楽しんだことと言われています。大正年間まで続いた毎年続いた薪能は、その後70年間の空白を経て、平成4年(1992年)に復活。平成7年より薪能から螢能に改名して以来、地元保存会の手により28年間開催されています。

公演期間
2025/6/14(土)
会場
阿紀神社 (奈良県)
出演者など
[出演]浦田保親 / 浦田保浩 / 茂山千五郎
注意事項
S席をお求めの際は別途Sチケットが必要になります。詳細は問合せ先まで。小学生以上はチケット必要。
公演などに関する問い合わせ先
あきの螢能保存会事務局:0745-82-2457