業平生誕千二百年を機に、名曲『杜若』を金春流でしか見られない特殊演出(小書)でご覧いただきます。
業平生誕千二百年を機に、名曲『杜若』を金春流でしか見られない特殊な小書「袖神楽」「素囃子」で、ご覧いただきます。
物語:都の僧が三河の国八橋で杜若を眺めていると一人の女が現れ、業平が「唐ころも 着つつ馴れにし妻しあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思う」と、「かきつばた」の五文字を歌の頭に置いて、遠く離れた妻を思う歌を詠んだ事を語ります。やがて女は業平の冠と、業平の恋人であった二条后高子の唐衣の姿で現れ、自らは杜若の精とあかし、業平は歌舞の菩薩と讃え、仏法を得た事を感謝して帰っていきます。
☆チケット提示で7/12土曜日10:00奈良公園バスターミナルでの能楽講座が無料で受講して頂けます。