ドイツを中心に18年間海外のオペラ劇場でソリストとして歌ってきた、ソプラノ歌手の織りなす歌曲の夕べ
ソプラノ・レッジェーロの番場ちひろは、東京藝術大学大学院を修了した後、イタリアに渡る。
その後、スペインのマドリードで素晴らしい師に出会うのだが、すぐにトゥールーズ国際声楽コンクールにて第一位を受賞し、続くジュネーヴ国際音楽コンクールの声楽部門で優勝。ドイツのオペラ劇場と専属の契約を結ぶ。
そして16年の間、ソリストとしてドイツを中心にヨーロッパの多くのオペラ劇場の舞台に立つ。
しかし、その後オペラの舞台を後にした彼女は、長い時間を自らの声と歌についての研鑽に費やし、新しく歌曲の世界に足を踏み出した。
ー彼女が発する言葉(詩)は、それが何語であっても、自然にそれぞれの音に乗って流れ、あたかも話しかけられているかの如く聴く者の心に届き、時にそれは涙という形になって現れるー
今回もピアノパートは高橋健介。
ピアニスト、コレペティトゥア、そして指揮者として、現在さらに腕を上げている若い音楽家である。