熱狂と孤独、ふたつのパリの夜を描くー山口佳子&諸遊耕史が紡ぐ人間の声ー エルデ・オペラ管弦楽団
2027年年明けにエルデ・オペラ管弦楽団が取り上げるのは、ふたつのパリの夜を描く《パリの喜び》と《人間の声》の対照的なカップリング。
19世紀末、華やかな灯りに彩られたパリ。人々、ワルツに酔い、恋に身を委ねる…。
オッフェンバックのオペレッタの旋律をもとに、鮮やかに編み上げたバレエ音楽《パリの喜び》は、パリを象徴する“歓喜と熱狂”の音楽。軽妙洒脱なワルツ、きらびやかなダンス、そして熱狂のカンカン。華やかな夜のエネルギーが、色彩豊かな響きで次々と描き出します。
歌劇《人間の声》は、電話だけを相手に、去りゆく愛へすがる一人の女性の姿を描いた20世紀オペラの傑作。静かな室内、受話器越しに交わされる言葉、そして崩れてゆく心…声とオーケストラが繊細に絡み合いながら、孤独と愛の残響を深く浮かび上がらせます。