Event
「時代を越えて受け継がれる古典芸能の伝え方のヒミツ -落語の継承-」

- 日 時:
- 2017年12月8日(金) 19:30~21:30
- 会 場:
- 神谷町光明寺
- ゲスト:
- 落語家・林家けい木
- お土産:
- 季節の和菓子
- チケット代金:
- ぴあプレミアム会員1,500円、ぴあ会員2,500円
※小学生以上はチケット必要
チケットの受付は終了しました
- 公演について
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古典芸能がどのように受け継がれてきたのか気になりませんか?落語、漫才、浪曲、手品、舞踊、雅楽など、日本で生み出されてきた芸能はさまざまな担い手に受け継がれ現代まで伝わってきました。その背景にはより良く伝えていくための知恵や工夫があったはず。今回は落語の世界に着目してみましょう。林家木久扇さんを師匠とする林家一門の落語家・林家けい木さんから「師弟関係」や「演目の習得」を中心に、他の古典芸能や工芸の世界にも触れながらお話を伺います。この時期にぴったりの「噺」も披露いただきます。トークと落語どちらもお楽しみください。
弟子を取ることができる落語家は、落語界では一握りの存在です。落語家になるには師匠となる落語家を見つけ、弟子入りする必要があります。ゲストの若手落語家・林家けい木さんも林家一門に弟子入りした一人。師匠からどのように教えを受けてきたのでしょうか。
また、一つ一つの演目を人前で披露するためには師匠や兄弟子の許可が必要です。ただし判断の基準はそれぞれ。受け継がれてきた型どおりの表現を重視する師匠もいれば、現代の言葉を使ったわかりやすい表現を重視する師匠もいます。演目の質の判断基準の置き方を想像してみるのも面白いかもしれません。このように伝統が受け継がれてきた背景にある仕組みや工夫、関係性に着目すると、芸術の新しい愉しみ方が見つかるはず。落語に限らずものごとが受け継がれることに関心がある方や落語以外の芸能が好きな方にもおすすめです。ぜひお越しくださいね。
会場は、オフィスビルに囲まれた東京都心のオアシス・神谷町光明寺。お土産には日本の伝統の一つである和菓子をご用意しています。
ゲストプロフィール:
【落語家】林家けい木(はやしや けいき)
埼玉県小川町出身、1991年4月25日生まれ。幼い頃からお笑いや映画に興味を持ち、高校卒業時に林家木久扇に入門。古典落語を始め新作、創作、怪談など高座で鍛えた話術をベースに執筆、レポーター、モデル、ラップなど幅広い活動を展開。目指すは落語未経験者撲滅。常に見聞を広めジャンルを超えた新しいエンターテイメントを画策中。テレビ東京「家、ついて行ってイイですか?」、オモコロ、シネマトゥデイなどのインタビューに偶然引っかかるもなかなか世の中に広まらない不思議な芸人である。