Event

日 時:
2018年2月23日(金) 19:20~21:30
会 場:
西巣鴨音楽堂 音楽サロン
ゲスト:
ピアニスト・高橋優介 音楽プロデューサー・今井俊介
チケット代金:
ぴあプレミアム会員3,000円、ぴあ会員4,000円
※小学生以上はチケット必要

公演について

気軽なクラシックの聴き方を体験してみませんか?今回は、クラシックコンサートの楽しみどころが見つかる、ピアノ生演奏付きのトーク&演奏会を実施します。

「クラシック音楽を聴く時、身構えてしまう」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。みなさんが思い描く聴き方はここ200年の歴史の中でベートーヴェンやワーグナーなど、素晴らしい名作を生み出した巨匠の作品を愉しむ過程で生まれてきました。もちろん音楽の愉しみ方はそれだけではありません。超絶技巧を持つと言われた音楽家たちが活躍した時代には、音楽の聴き方は旋律や曲の展開を愉しむものでもありました。時代の中で鑑賞スタイルは移り変わってきたのです。クラシックにもロックコンサートで、好きなメロディーやギターソロに熱狂するような聴き方があるのです。 

本イベントでは、ご参加いただく方が鑑賞の視点や曲への共感ポイントをそれぞれ見つけ、「私はこんな聴き方が好きだな」という気付きが生まれる会になればと思います。

19世紀から20世紀にかけて生きた、作曲家・指揮者「ラフマニノフ」の人生と彼が残した楽曲や、変化し続けた作風に想いを馳せてみましょう。当時の時代背景へとイメージを膨らませ、彼の演奏家・音楽家や芸術家との交流などにも視点を向け、一人の作曲家の広がりから私たちが興味を惹かれるポイントを見つけることで、みなさんの鑑賞の仕方を深めるきっかけを見つけてもらえればと思っています。イベントを通して、曲の聴こえ方がガラッと変わるかもしれませんね。

各ポイントでピアニストによる生演奏がございます。みなさんの楽曲の感じ方がどのように変化していくのかを実感いただけるはずです。さらに、感じ方を多方向に広げられる珍しい鑑賞の仕方も体験いただきますのでぜひお楽しみに。

ラフマニノフが生きた時代に私たちを導き、豊かな聴き方のヒントを一緒に探してくれるのはラフマニノフを得意とする若手ピアニストの高橋優介氏(東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞)とコンサートの企画や若手演奏家の育成事業をコンサートホールで手掛ける今井俊介氏です。頭でも身体でも愉しめる充実の金曜日を過ごしませんか?

※こちらのイベントはピアノの演奏を聴くだけでなく、トークにも時間が割かれています。通常の演奏会のような形式ではございませんので、あらかじめご了承ください。

ゲストプロフィール:
【ピアニスト】高橋優介(たかはしゆうすけ)
1994年、千葉県出身。‬‪上野学園高等学校、同大学音楽学部音楽学科演奏家コース、同大学専攻科にて8年間研鑽を積む。‪第10回東京音楽コンクールピアノ部門第1位及び聴衆賞受賞。NPO法人 芸術・文化 若い芽を育てる会第5回奨学生。これまでに、上野学園大学管弦楽団、千葉交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、山形交響楽団と共演。ソルフェージュを佐怒賀悦子、管弦楽法を高畠亜生、和声学を西尾洋、室内楽を前橋汀子、矢部達哉、今井信子、原田禎夫、彦坂眞一郎の各氏に、ピアノを齋藤由里子、横山真子、宮本玲奈、横山幸雄、久保春代、川田健太郎の各氏に師事。

【案内役】今井俊介
1993年、東京都出身。すみだトリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ在籍中に、自身のオーケストラを創設。以来、6年間オーケストラの代表として企画運営を担当。2016年春、突如10年間続けていたクラリネットの演奏者としてのキャリアに終止符を打ち、企画側にシフトすることを決意する。2016年、東京芸術劇場アーツアカデミー研修生として研鑽を積む。また文化庁委託事業「全国芸術大学コンソーシアム」のプログラムに選出され、熊本県でアートによる復興の最前線をリサーチした。現在、東京芸術劇場の職員として、「演奏家から“音楽家”へ」というスローガンを設定した若手演奏会育成プロジェクトなど、様々な事業に関わる。

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