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魔法にかかったような気分になれるかも!?

様々なエンタメを楽しんでいく中で、起こりえないことが目の前で起こると、魔法にかかったような気分になることも多いのではないでしょうか。今回の特集では、そんな気分に拍車をかける公演をセレクトしています。魔法にかかったことのない方もこの機会に是非!
アジア初の360度回転型劇場
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ONWARD presents 劇団☆新感線『修羅天魔~髑髏城の七人』Season月 Produced by TBS 下弦の月ONWARD presents 劇団☆新感線『修羅天魔~髑髏城の七人』Season月 Produced by TBS〈上弦の月〉〈下弦の月〉
1年3ヶ月にわたり“花・鳥・風・月・極”の5シーズンに分けて上演されることで注目を集めている、劇団☆新感線『髑髏城の七人』。“Season月”は2つのチームが交互に上演。これまで以上にフレッシュな顔ぶれが揃い、見応え十分の『髑髏城の七人』が誕生!POINT
2017年3月に誕生した「IHIステージアラウンド東京」は360度全てに展開されるステージ。巨大なお盆に乗った観客席、それ自身が回転しながら、舞台、映像、音楽、照明、全てが画期的な方法で融合することで、これまでにない感覚を体験させてくれるアジア初の没入型エンターテインメント施設。これまでの常識を覆す鑑賞体験が待っています。
ありえない!ことが次々に起こるエキサイティングなショー
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フエルサ ブルータ WA!!
新進気鋭のパフォーマンス集団、フエルサブルータ。 おびただしい紙吹雪の中、人が走り、空を飛び逆さまになったかと思えば、空からプールが降ってきて、手を伸ばせば触れる位置に!固定観念が覆る驚きのパフォーマンスの連続です。
POINT
上から・下から・右から・左からとパフォーマンスが始まり、会場の360度すべてがステージに。ワクワク感と緊張感、オーディエンスと一緒に取り組む演出、風や水が直接降り注ぐなど、人間の五感が常に刺激される「体感型」イベント!!8月からスタートした「WA!!」も12月中旬から第三期と称し進化したフエルサに。言葉では言い表せないこの体験は、何度でも楽しめますよ。
目の前に広がるファンタジーの世界
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©Iko Freese / drama-berlin.deベルリン・コーミッシェ・オーパー オペラ「魔笛」
「魔法の笛」に導かれた王子と王女の冒険物語が、ヨーロッパで人気が高い演出家バリー・コスキー氏の新演出で大変身。
POINT
注目の演出方法は、映像アニメーションや無声映画の技法を採り入れる等、単なる映像と歌手のコラボレーション…では終わらない様子。オペラは難しいという印象を持つかもしれませんが、視覚を刺激する演出なので、子どもから大人まで存分に楽しめるファンタジーに!
大蛇の群れはまるでイリュージョン
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石見神楽東京公演
島根県石見地方に伝わる伝統芸能「石見神楽」。豪華絢爛な衣装、勇壮な舞、ダイナミックな舞台に注目!
POINT
石見神楽の代名詞でもある「大蛇」は東京公演の1部・2部共通に上演される演目。島根県浜田市で考案された提燈蛇胴(約17メートル!)を用いて、大蛇のうねりを表現。迫力ある舞いは自然と神話の世界に誘われます。現実と舞台の世界が交差する感覚を味わってください。
フラメンコの至宝と天才振付家が織りなすエキゾチックな魔法
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©David Ruanoマリア・パヘス&シディ・ラルビ・シェルカウイ『DUNAS-ドゥナス-』
フラメンコ界に衝撃を与え続けてきたマリア・パヘス、そして世界中の劇場で活躍めざましいシディ・ラルビ・シェルカウイ。革新的な振付でフラメンコと現代舞踊を融合。POINT
公演のタイトルである『DUNAS』は、スペイン語で“砂丘”のこと。ダンスという普遍的言語を通じて、フラメンコのルーツであるジプシーたちがかつて灼熱の砂丘を踏みしめてきた想いや情景、変わりゆく現代社会をも目の前に描くさまは、まるで魔法のよう。
世界中で愛される彼女が日本に魔法をかける
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ミュージカル『メリー・ポピンズ』
ウェストエンド、ブロードウェイをはじめ、世界各国で上演を重ね、愛され続ける不朽の名作が、ついに日本初上陸。魔法使いのメリー・ポピンズが巻き起こす不思議な物語が、迫力のダンス、マジカルな舞台セット、心躍る楽曲の数々と共に、傑作ミュージカルに!POINT
映画でもキャッチーに描かれている、魔法シーンは舞台になるとどのような見せ方になるのでしょうか。もちろんお馴染みの黒いかばんからは観葉植物やコートかけが出てくるようですよ。ラストには、メリー・ポピンズが観客の頭上を飛ぶ!?
思わず写真を撮りたくなる 不思議な体験型アート
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レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル
金沢21世紀美術館に恒久設置された《スイミング・プール》の作家としても知られてるレアンドロ・エルリッヒの世界でも過去最大規模の個展。不思議と驚きに溢れ、常識を揺さぶるエルリッヒの作品を体感してみては?POINT
観るだけでなく、観客はその作品の一部となり、参加、体験ができるものが多いのが魅力。視覚的な錯覚や音の効果を元に、不思議な体験をすることで、自分が見ていることは果たして現実なのか、という疑いを抱くとともに、いかに無意識のうちに習慣にとらわれて物事を見ているかを考えさせられる深い展覧会です。