谷賢一(タニケンイチ) のチケット情報

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公演レビュー
  • 福島三部作 一挙上演 (東京公演)

    第一部から第三部まで、通しで鑑賞しました。  1961年を起点に、その25年後、さらに25年後の物語。 「仮名手本忠臣蔵」だと江戸を室町に時代変更し登場人物名も変えて上演したものだが、『福島3部作』は、時代そのまま、現在進行形の実話なのでインパクトが物凄い。 1.第一部「1961年:夜に昇る太陽」 巧妙な、極めて巧妙な交渉がリアル。 3年要した取材、調査に基づく、畳みかけるような事実の提示。  県庁、東電、町長、町の顔役、買収金額、交渉方法、誰が、何を、どのように行ったか、をあからさまに描き、エグいね。 誰も責任とらなくていい日本的な、極めて日本的な意思決定。 その結論が、町の希望の光。 札束で頬を叩く。 いなか。 いなかでは、自分の人生を一人で決められない。 自分の人生も、町の未来も。  2.第二部「1986年:メビウスの輪」 政治屋誕生のプロセスが克明に描かれていた。「オトナの事情」を舞台で演じるとこうなるのだなぁ、とあっけにとられた。 原発反対派が、原発賛成の町長に変容する。 政治家秘書が、穏やかな口調から詰問調に豹変する様が鬼気迫っていて恐ろしかった。 インテリヤクザの脅しだよ、こりゃ。 3.第三部「2011年:語られたがる言葉たち」 被害者が、さらに弱い立場の被害者を糾弾する構図を見て、ベクトルが間違っていると思わざるを得なかった。 批判の対象、追求の対象が、違うだろうが、と。 原因作ったのは、政府、東電、○○○だろうが。 被害者意識の負の連鎖。 分断と統治。 いつもこのパターンだよな。 第一部では少年だった弟くんが、第三部では、テレビ局の局長になっていて、原発の被害者を取材する側に。 あるファミリーの物語の形で、哀しい、やるせない、現実を活写した名作。 ・一部から三部まで通しで6時間見て、ギュッと詰まった濃い時間。 ・福島を別の地方都市名に変えても、ほぼ同じ状況で物事すすんでいくんだろうなぁ、と思わせる、日本国中、あるある、の身につまされる内容。 ・キャパ300人以上の客席に、この日は120人も通しで鑑賞。その中に演出家の長塚圭史氏(劇作家・演出家・俳優/阿佐ヶ谷スパイダース)も。 長塚圭史氏は、自分が演出するなら第一部、等、コメント。アフタートークイベントで演出家の視点を知り、作品理解に厚みが増した。

    すみお
  • 福島三部作 一挙上演 (東京公演)

    名古屋から見に行きました。これは実際に語られた言葉ではないか、と思って見ていました。ノンフィクションならではの重さと、練り上げられ、鍛えられた物語としての完成度の高さを感じました。魅力的な音楽とユーモアと情熱があふれていました。

    tyobisuke87403midori
  • 福島三部作 一挙上演 (東京公演)

    素晴らしかったです。3部、一貫した作品なのに、不思議にもそれぞれ違った感動を持ちました。特にと言われれば、第二部での、「原発は安全です!」の大合唱に圧倒されました。自分もこの人生の中で、その大合唱を一緒に歌ってきた、いえ、今も、反対、反対と言いながら、実は歌っている側にいるでないか、そのメビウスの輪が、自分の中にもはっきり存在する、それをリアルに感じました。演劇の力を改めて知る瞬間でした。谷様を始めとして、これを生み出して下さった方々に感謝します。

    やまゆう1001
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