東京オペラシティ リサイタルシリーズ B→C
ヘンツェ(「若い恋人達へのエレジー」より幻影とビジョン)/他
現代音楽をレパートリーの中核として、ケルンを拠点に国際的に活動しているソプラノ歌手。1/21(火)東京オペラシティ リサイタルホールにて開催。
得意の現代オペラをはじめ、バッハ以外全て20世紀後半以降の作品を披露します。敢えて特殊唱法を用いない、伝統的な歌唱法による純粋な声の世界をお楽しみください。
■出演
松島理紗(ソプラノ)
青木ゆり(ピアノ)
■曲目
J. S. バッハ:カンタータ第211番《おしゃべりやめて、お静かに(コーヒーカンタータ)》BWV211か
ら「ああ、コーヒーは何て美味しいのでしょう」
ライマン:《オレア――ハイネの詩による4つの歌曲》から「賢い星々」(2006)
ピンチャー:《歌と雪の画》から「沈黙する貴婦人」 「沈黙は見つめる鳥」(2000/01)
ムンドリー:アナグラム(2000)
小倉美春:ソプラノとピアノのための《澹として…》(2025、松島理紗委嘱作品、世界初演)
J. S. バッハ:《ヨハネ受難曲》BWV245から「わが心よ、溶けてゆけ」
ノーノ:《生命と愛の歌―― 広島の橋の上で》(1962)から「ジャミラ・ブーパシャ」
B. A. ツィンマーマン:《兵士たち》(1958~60/1963~64)から「私の心はとても重く」
ディーン:《ハムレット》(2013~16)から「しかしこのために、しかしこの喜びの希望のために」
ヘンツェ:《若い恋人達へのエレジー》(1959~61/1987)から「幻影とビジョン」
ノーノ:《イントレランツァ1960》(1961)から「だめだ!だめだ!だめだ!この呪われた陰謀をやめろ!」
▼東京オペラシティ リサイタルシリーズ B→Cについて
1998年に始まって以来、大好評の名物シリーズ「B→C(ビートゥーシー):バッハからコンテンポラリーヘ」。
バッハの作品と現代作品を軸とし、演奏家が自由にプログラムを組むことによって、さまざまな「B→C」を多くの方々にお聴きいただいております。
毎年選りすぐりの10人が登場。強烈な個性とバラエティに富んだ楽器の魅力をお楽しみください。