ピュシス弦楽四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会珠玉の後期の作品
ピュシス弦楽四重奏団による、ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会。
第5回では、後期の名作 Op.127 と Op.130 を取り上げます。
静謐で自由な構想に支えられた美、
そして Op.130 に含まれる《カヴァティーナ》には、抑えた静けさの奥に切実な想いが秘められています。
晩年のベートーヴェンが到達した精神の高みが、四つの楽器が織りなす響きの中に浮かび上がります。
純粋に音の流れに身を委ねていただければ幸いです。